記念すべきフェスティバル1000万人目の入場者は・・・?

By russian-festival. Filed in いちのへ友里  |  
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夏の特別企画第2弾!今回は、ロシア文化フェスティバルIN JAPANの記念すべき1000万人目の入場者となられた福田知代さんにお話を伺ってみましょう。

 

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——ロシア文化フェスティバル IN JAPANの存在を初めて知ったのは、いつですか?何がきっかけだったのでしょう?

福田——2006年に、在学していた東京外国語大学で、授業中に先生がチラシを配り、このフェスティバルについて紹介してくださいました。最初は、同級生が出場していたスピーチコンテストを見にいきました。また、夏休みには友人たちと誘い合って、富山県で行われたロシア現代美術展や、バレエ「眠れる森の美女」へも出かけました。

少女時代にバレエを習っていたので、それ以降もバレエの公演にはよく足を運びました。学生料金があったため、一つの公演でもいろいろな種類のプログラムを鑑賞できたんですよ。 特に印象に残っているのは・・・やはり、ボリショイバレエとマリインスキーバレエの合同公演でしょうか!ディシニョーヴァさんとロパートキナさんの豪華共演に胸を躍らせました。

 

——ロシアバレエに恋する学生さんだった福田さん。現在は、ロシア語を教える先生をなさっているそうですね!

福田——国連の公用語のひとつであるロシア語の美しい音の響きに魅せられて、お隣の国ロシアの言葉を学びはじめました。大学院在学中に、ロシア語の教員免許を取得し、同級生と一緒にロシア語教室を創設しました。卒業してからは、都立北園高等学校でも、ロシア語の授業を担当するようになりました。現在、授業は各学年週に1度、2時間続きです。2013年度は、1年生17人、2年生9人が履修しています。2012年からは、これに加えて早稲田大学高等学院、関東国際高等学校、筑波大学でもロシア語の授業を担当しています。東京都内でロシア語が教科として開講されている高等学校は以上の3校なんですが、全体では約110名の高校生がロシア語を学んでいることになります。ほかにも、翻訳やロシア語の辞書を作るプロジェクトのお手伝いをしています。

 

ーーそんなに多くの若い方が、高校からロシア語を学んでいらっしゃるんですね!知りませんでした。ロシア語の未来のために大活躍されている福田さん、若い学生さんたちと一緒に、ロシア文化フェスティバルのイベントにいらっしゃったりもするのでしょうか。

福田ーーええ、教室の中でロシアやロシア語について学ぶのだけでは、広くて奥深いロシアについてのほんの一部分しか感じ取ることはできないだろうとの思いから、生徒たちにロシア文化フェスティバルIN JAPANについて紹介し参加してきました。これまでに、映画祭やボリショイサーカス、写真展やピアノコンサート、民族舞踊合唱団のコンサートなどに足を運びました。

なんといっても忘れられないのは、ロシア民謡アンサンブル「ルースカヤ・ヤールマルカ」のお二人を学校にお招きして、生徒たちや教職員、保護者の前でコンサートをしていただいたことでしょうか!生徒たちも一緒に楽器を触らせていただいたりして、とても思い出深い一日となりました。

 

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ーー 今回、記念すべき1000万人目のお客様になり、オープニングレセプションでは、ステージ上で、モスクワ・サンクトペテルブルグ旅行招待プレゼントの目録とチェブラーシカ人形も贈呈されましたね。

福田ーーあのときはとても驚きましたし、私にはもったいないとも思いました。壇上ではミハイル・シュビトコイ=ロシア連邦大統領文化特別代理・ロ シア組織委員会副委員長から「怖がらなくていいよ」と言われました(笑)。笑顔でいようと心掛けましたが、やはり慣れないことで、緊張していたのだと思います。

 

 

次回は、福田さんのモスクワ・サンクトペテルブルク旅行について、たっぷりとお話を伺います。どうぞお楽しみに!!

 

 

 

 

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