さて、以前のブログのなかで、モスクワ市内にあるロシアの国民的詩人プーシキンにまつわる場所をいくつかご紹介しました。そのなかのひとつ、«Кафе Пушкинъ» カフェ・プーシキンは最も人気のあるレストランのひとつです。

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△ピンク色の可愛らしい壁とクラシックな外観で、地下鉄プーシキンスカヤ駅をでてすぐ、プーシキン像のあるプーシキン広場の横に、プーシキンの生誕200年記念の1999年にオープンしました。

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△入り口正面のバーカウンターが、まるで昔の薬局の趣きを感じさせるところから1階フロアは通称“薬局“とも呼ばれています。

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自然光が差し込みむ店内は、帝政ロシア時代を思わせる重厚な家具とロシアらしい深い赤を基調としたセッティングが素敵です。ビジネスランチやお茶を楽しむお客さんで賑やかな雰囲気です。

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△観光客も多いため、サービスもメニューも英語&ロシア語が可能です。昔は新聞風だったメニューは、現在ちいさな本のようになっています。ビジネスランチは、前菜&サラダ、スープ、メインに分かれており、2コースですと620ルーブル、3コースですと930ルーブルです。最後にコーヒーか紅茶がつきます。

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△左はお花畑のような盛り付けのオリビエサラダ、右は魚のスープのウハー。林檎入りのボルシチも看板メニューのひとつです。

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△ロシア風パンケーキのブリヌイ、イクラ添え。ホフロマ塗りのスプーンがアクセントになっています。

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△左はチキンのカツレツ、右はビーフストロガノフ風ペリメニ。ユニークな発想でプーシキンカフェならではのアレンジが施されたロシア料理は、一皿一皿に嬉しい驚きがあり、このレストランの雰囲気ともよく合っています。

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△一方、2階は緑色を基調にしたより落ち着いた雰囲気の予約席になっており、Библиотека(図書館)と呼ばれています。本棚には革張りの古書が並び、望遠鏡や地球儀、パイプに燭台など、インテリア小物も魅力的。まるで19世紀にタイムスリップしてどこかのロシア貴族の邸宅の書斎にでも招かれたかのようなゴージャスな気分を味わえます。

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△そして、カフェ・プーシキンの隣に2006年にオープンした «Кафе Пушкинъ»Кондитерская パティスリー カフェ・プーシキン。

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△名物のプーシキンの本をイメージしたケーキやマトリョーシカ・ケーキなども頂くことが出来ます。

 https://www.youtube.com/watch?v=TilQ8BIHisw

△フランスの歌手Gilbert Becaudの『Nathalie』(1964年)という歌のなかで、“カフェ・プーシキンというお店のココア“という歌詞が登場するところからインスパイアされて誕生したお店なのだそうですが・・・

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△実はフランスのパリにも、同じ名前のカフェ・プーシキンがあり、

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ゴージャスな店内でロシア料理やロシア式アフタヌーン・ティーなどを頂いたり、

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△モスクワと同じマトリョーシカ・ケーキなどが味わえることは、ロシア通の間でもあまり知られていません!

どこもかしこも雰囲気があり、モスクワやパリで一息つきたいときにオススメです。

«Кафе Пушкинъ» カフェ・プーシキン cafe-pushkin.ru

ロシアで最も愛されている国民的詩人の一人プーシキン! Александр Сергеевич Пушкин(1799-1837)

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△赤の広場からつづく目抜き通りトヴェルスカヤ通りを進むと、プーシキン広場に銅像があります。広場では四季折々のイベントが催され市民の憩いの場になっていますし、6月6日の誕生日などの記念日には銅像にたくさんの花が捧げられ、詩の朗読会やイベントが催されます。もちろん、たくさんの観光客がここを訪れます。

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△プーシキン像のそばには、並木通りに面してモスクワを代表するレストラン«Кафе Пушкинъ» (カフェ・プーシキン)

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△隣にはパティスリー『カフェ・プーシキン』Кондитерская «Кафе Пушкинъ» 。

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△モスクワの2大美術館のひとつは、その名も国立プーシキン美術館(Государственный музей изобразительных искусств имени А. С. Пушкина)ですし、

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△もう一方の国立トレチャコフ美術館では、プーシキンの肖像画を見ることが出来ます。アラブ人の曾祖父を持ち、やや褐色の肌と巻き髪をしています。曾祖父はピョートル大帝のもとへ奴隷として連れてこられたそうですが、実力主義の大帝にその才能を買われて出世した人物で、プーシキン自身が作品のなかでその生涯を描いています。

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△プーシキンの名を冠したホテルや劇場もありますし、

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△街中には、プーシキンにちなんだ場所にプレートを見つけることも出来ます。

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△さらに深くその作品について知りたい方には、国立のプーシキン博物館。「金の魚」などの童話の世界を楽しめる子ども向けの展示も充実しています。

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△アルバート通りには、新婚時代に暮らしていた家の博物館(モスクワ通信『プーシキンの部屋記念館』)、

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△プーシキンが結婚したといわれる教会のそばには、プーシキンとナタリア夫人が手を取り合い見つめあうロマンチックな噴水もあります。

もちろん、本屋や図書館にはプーシキン関連の本もたくさんありますし、子どもたち用にもプーシキンのおはなしや詩、CDも売られています。

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△劇場シーズンには、モスクワ市内のたくさんの劇場で、プーシキンの作品『エヴゲーニー・オネーギン』『ボリス・ゴドゥノフ』『ルスランとリュドミラ』『スペードの女王』などが繰り返し上演され、プーシキンの詩をモチーフにした歌曲やコンサートも人気です。

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△新トレチャコフ美術館の横からモスクワ川沿いのピョートル大帝像へとつづく芸術公園ムゼオンにもプーシキン像。

大好きなプーシキンを感じながらモスクワ歩きをしてみるのも素敵ですね。

 

1901年創業の老舗ホテル«Метрополь»(メトロポール)。赤の広場からすぐ、ボリショイ劇場の向かいという素晴らしい立地で、各国から訪露する要人・著名人御用達のホテルとしても知られています。

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△鉄道王サーヴァ・マモントフの依頼で設計された建物は、ロシア・モダンの最高傑作のひとつとされています。ファサードには、トレチャコフ美術館でもその作品をみることが出来るロシアの画家ヴルーベリのモザイク画。オープン直前に発生した火災でも焼失することなく残りました。

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△ステンドグラスの美しいエレベーター。モスクワで初めてエレベーターが設置されたのがこのホテルだったそうです。

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△絨毯とステンドグラスに彩られた階段も素敵です。

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△吹き抜けの回廊は、ホテルの歴史や訪れた著名人のポートレートが飾られたギャラリー・スペースになっています。

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△創業した頃の白黒写真では、ホテル前には馬車が行き交い歴史を感じます。

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△トルストイ、ラフマニノフ、シャリャーピンなどの文化人が集い、チャップリン、マイケル・ジャクソンなどの著名人や各国の大統領・首相などが訪れました。

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△ホールにはツルゲーネフ、ドストエフスキー、ゴーゴリなどこのホテルを訪れた偉人の名前がつけられています。こちらはトルストイの間で、壁に肖像画も飾られています。

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△宿泊客の朝食やブランチが楽しめるグランド・ホール。こちらも天井のステンドグラスに圧倒されます。中央には噴水。ステージではかつてシャリャーピンが歌ったそうです。

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また、ロビー・バー«Шаляпин»(シャリャーピン)では、素敵なрусская чайная церемония(ロシア式アフタヌーン・ティー)を頂くことが出来ます。

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△テーブルウェアは、ロシアを代表する高級陶磁器Императорский фарфоровый завод(インペリアル・ポーセリン)の«Сетка-Блюз» ブリュス・セット!

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△サモワールのような湯沸し器で熱々のお湯を注ぎながら、お好みの紅茶を頂くことができます。。

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△ロシア風クレープのブリヌイには、蜂蜜やジャム、そしてスメタナにイクラ。イクラの入れ物の取っ手には、金のチョウザメがついていました!イクラ用の食器があるなんて、さすがロシアですね。ほかにも、下段にはサーモンや黒パンのミニサンドイッチ、上中段にはプチフール、そしてピロシキ各種や絶品クランベリーの砂糖がけなどもついています。

в лобби-баре «Шаляпин»(ロビー・バーにて) – 5800 ルーブル(2-4人用)
в номере отеля (客室にて)– 4500 ルーブル (2-4人用)

 

«Метрополь» https://metropol-moscow.ru

 

ロシア国立音楽博物館(Российский национальный музей музыки)では、世界の珍しい楽器とその歴史を旅することが出来ます。

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ロシア近代音楽の父とも称される作曲家グリンカの名を冠し、通称“グリンカ音楽博物館“としても親しまれています。

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△入り口を入ると、20世紀半ばにベルギーで作られたダンス・オルガン“オーケストリオン”が迎えてくれます。

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△ロビー正面には、グリンカ作曲の楽譜。1990年から2000年の間にロシア国歌としても使われていた愛国歌です。はじめて外国で上演されたロシア・オペラとしても知られる«Жизнь за царя(『皇帝に捧げし命』あるいは別名『イワン・スサーニン』)»の最後の合唱でも登場する曲です。

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△2階はロシアをはじめ世界の珍しい楽器のミュージアム。オーディオガイドを借りると、その楽器の説明や音色を聴くことが出来たり、アーティストの貴重な映像も観ることが出来ます。

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△サンクト・ペテルブルクで製作されたピアノ

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△ウクライナのオデッサのオルガン

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△ロシアのテルミン博士が発明した世界最古の電子楽器テルミン。1968年に博士が自ら完成させたテルミンも展示されています。

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△1960年代半ばのモスクワのシンセサイザー“ЭКВОДИН-11“

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△バラライカやドムラ、グースリなど豊富なロシアの民族楽器コレクションも見どころのひとつです。

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△また、ブリヤート共和国などロシアの各民族の珍しい楽器に出逢うことも出来ます。

企画展では、作曲家に関する博物館の膨大な資料のなかから、ロシアの作曲家ラフマニノフの生誕145周年記念をテーマにした特別展示がありました。

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△甘やかな香りでロシアの春を包み込むリラの花。ラフマニノフの生家は一面のリラの花に囲まれており、彼が作曲した『リラの花』という美しいロマンスは世界中で愛されています。

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△ ポートレートや直筆の楽譜、愛用の品々・・・!

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△この肘掛け椅子に座り、このピアノを奏でながら数々の名曲を作曲したのだと思うと心が震えます。

博物館内のホールでは、子ども向けのマスタークラスはもちろん、魅力的なコンサートも多数催されています。モスクワへいらしたら、ぜひこの博物館で音楽の世界への扉を開いてみてください。

公式サイト;http://glinka.museum

はじめてモスクワを訪れる観光客の方はもちろん、船からの新鮮な目線でモスクワの観光スポット巡りができるモスクワ川クルーズは、ロシア人にもとても人気があります。

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デッキの風が気持ちの良い夏も、砕氷船になる冬も、一年中さまざまな会社の遊覧船が行き来しています。

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今日はそのなかのひとつ、スターリン建築のウクライナホテル前から乗船し、お食事をいただきながら2時間半をかけてゆっくりと往復できる船をご案内いたします。

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△景色がよく見えるガラス張りの船内。右岸と左岸を往復でそれぞれにじっくりと眺めることが出来る窓際のお席はやはり人気です。ここでお誕生日を祝うロシア人のご家族連れも多く、途中で何度か船内にハッピーバースデーが流れました。

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△ランチョンマットにはクルーズの航路や見どころが記されていますので、ここに日付やメモをして記念に持ち帰ることも出来ます。

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△船内レストランのメニューはアラカルトで別料金。飲み物を持ってデッキで乾杯!という楽しみ方も。

さあ、いよいよスタートです。まずは遠くに金融ビジネスの中心であるモスクワ・シティの摩天楼が見え、それからゆっくりと雀が丘に近づいていきます。モスクワ川の両岸に、新旧の人気展望スポットや建築物を眺めながら、首都モスクワの歴史と今を感じることができます。

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△世界遺産にも指定されているノヴォデヴィチ修道院を過ぎると、目の前には今夏ワールドカップ決勝も行われたルジニキ・スタジアム。収容人数は約8万人と国内最大規模です。1956年にレーニン中央スタジアムとしてオープンし、1980年モスクワ五輪でもメイン会場に使われた歴史あるスタジアムです。

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△ゴーリキー・パーク、新トレチャコフ美術館を過ぎると目の前にはピョートル大帝像!

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△黄金の秋の紅葉に黄金の屋根がきらめく救世主キリスト大聖堂。ソ連時代はここに巨大な温水プールがありましたが、ソ連崩壊後に19世紀の大聖堂が細部まで忠実な形で再建されました。

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△川から臨むクレムリンはまるで絵はがきのよう。美しく赤い城壁のむこうには、プーチン大統領の執務室がある大統領府や、壮麗な大クレムリン宮殿、そして歴代皇帝の戴冠式やロシア正教総主教の任命式が行われてきたウスペンスキー大聖堂の丸屋根などが見えます。まさにクルーズのハイライト!

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△ザリャージエ公園のモスクワ川の上に突き出す橋は人気写真スポット!かつてのロシアホテルの跡地に作られたこの公園は、モスクワ建都870周年記念の2017年に合わせて9月9日にオープンしました。モスクワ川クルーズでは、たくさんのユニークな橋を通るのもみどころのひとつです。

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△ロシア国旗がたなびく2階屋上デッキや1階船頭へ自由に出ることが出来ます。

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△船内ではプロのカメラマンによる写真サービスがあり、気に入ったものがあれば記念写真として台紙にいれて購入できるようになっていました。どれもファッション雑誌の1ページのようです。

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ちょうど季節は黄金の秋!船尾や屋上のデッキからは青く澄み渡る空とのコントラストの美しさを満喫できました。

ワールドカップの影響で、ロシア国内プレミア・リーグも盛り上がっています。かつて日本の本田選手もプレーし、ワールドカップ後には西村拓真選手がベガルタ仙台からの移籍を発表したことでも話題のツェスカ・モスクワの試合を観戦してきました。

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△新しく綺麗なホーム・スタジアム“Арена ЦСКА(ツェスカ・アリーナ)

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△切符売り場には、当日券を求めて列が!何しろ今日の試合は、ツェスカ・モスクワにとってワールドカップ後の今シーズン初戦なのです。ファンも気合いが入っています。

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△オフィシャル・ショップではさまざまなグッズがありますが、この日の印象では、一番人気はこのチームカラーのマフラー!首から下げておき、応援する時は両手に掲げて観戦していました。

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ボディチェックと荷物検査を受けて場内へ公式マスコットがお出迎え。ほかにも・・・キックオフ19時まで、音楽ステージやサッカー・ゲームなどさまざまなアトラクションが用意されていました。

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△スタジアムの脇には、飲み物や軽食(ポップコーンやホットボッグなど)を販売するスタンドも。ペットボトルの持ち込みは禁止で、すべてプラスチックのカップに注いでから席につくように指示されました。

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△いよいよスタンドへ!MCが登場し、大型スクリーンには、スタメン選手の名前と背番号が表示されます。

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△ワールドカップでロシア勝利に大きく貢献した守護神アキンフェエフ選手の登場に、会場の盛り上がりも最高潮!MC「イーゴリ?」サポーター「アキンフェエフ!!!」と言うように、会場一帯となって一人一人の選手の名前をコールしていきます。ほかにもロシア代表に選出された選手は、マリオ・フェルナンデス選手やアレクサンドル・ゴロヴィン選手、アラン・ジャゴエフ選手、フョードル・チャロフ選手などたくさん!

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△ホーム・スタジアムですから、会場中がツェスカ・モスクワのサポーター!スタジオの対面同士でお決まりの応援コールが繰り返されます!一方が“Мы ЦСКА!(われらはツェスカ!)“と誘うと、相手側は”Мы победим!(われらは勝つぞ!)“と返します。

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△白夜ではありませんが、夏の間は夜遅くまで明るいモスクワ!夕暮れをバックに白熱した1戦が繰り広げられました!ハーフタイムには、老若男女サポーターが、ベンチで控えていたプロのキーパー相手にPK勝負を試みるイベントもあって大盛り上がりでした。

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△帰りのメトロも、ツェスカ・モスクワのラッピング車両

試合前も試合後も、メトロ最寄り駅からスタジアムまでの道は警官が誘導し、交通規制もしていましたが、大きな混乱や渋滞もなく、夏休みということもあってちびっ子サポーターも多く快適で楽しいサッカー観戦でした。

オフィシャル・サイト ПФК ЦСКА http://pfc-cska.com/

モスクワ郊外(北部)ジョストヴォ村にある憧れのジョストヴォ塗り工房 «Жостовская фабрика декоративной росписи»へ行ってまいりました。

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古い工場に併設された美術館へ。電話で予約していた見学ツアーのはじまりです。

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△ 綺麗な館内の壁には一面にジョストヴォのお盆が展示されています。まずはジョストヴォ塗りについて簡単な紹介と実際に絵付けをしているところを見学させていただきました。(希望者はマスタークラスの予約あり)

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△匠の技とセンスで、あっという間にジョストヴォらしい花の絵が完成していきます。

展示室は時代ごとにテーマごとに別れ、なかでも珍しい作品やユニークな絵柄のものなどを選んで紹介してくださいます。

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△ジョストヴォといえば花束の描かれた金属トレイが有名ですが、花や果物、鳥を描いたもの・・・なかには、キャベツやトマト、エンドウ豆などお野菜で構成されたものも(写真左下)!ひとつひとつに味わいがあります。

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△ロシアの詩人プーシキンとその作品をテーマにしたもの。

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△つづいては、ソ連時代の作品シリーズです。

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△ソ連マークを囲むように、旧ソ連圏の国々が描かれたもの。背景の色が変わると、がらりと印象が変わります。

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△こちらは金属トレイの製作方法など鍛冶行程のコーナー。形も大きさもさまざまで、美しい縁飾りも施されています。

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△お花の絵であるはずなのに何か妖しげな幻想的な雰囲気が漂います。その不思議を尋ねると、「この花は何だと思う?」と尋ねられました。「バラかしら・・・?でもバラではないようにも見えるし・・・?」そうなんです。このバラは、それぞれの作家が思い描くこの世には存在しない想像のバラなのだそう!

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△さらに「この花にはどこから光が当たっていると思う?」と尋ねられ、よく見てみると・・・実際にはありえない多方向から光が当たって浮かび上がっているように描かれています。

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△たくさんのアーティストの方が想いをこめて描いた夢のバラの花束を沢山いただいているような気分になります。

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△光の当たり具合によって、絵が浮き出てみえたり、見え方が変化したり、また暗くすると光って見えるものなど趣向が凝らされています。こちらの幻想的な背景のまだら模様シリーズは、下から蝋燭の炎で浮き上がらせるもので、世界にたったひとつの柄が完成するそうです。

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△まるで津軽塗のよう!?日本の塗り物を思わせる和風柄やどこか日本の花鳥風月を感じさせるような絵柄もありました。

博物館の横には直営ショップもあります。

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△さまざまな色や形のお盆はもちろん、ジョストヴォ柄のブローチやバレッタ、イヤリングなどのアクセサリーや小箱などの雑貨も綺麗!

美しいジョストヴォ塗りを通してロシアの風土や歴史を感じることができます。

«Жостовская фабрика декоративной росписи»

Адрес: Московская область, городской округ Мытищи, д.Жостово, улица Дивная, строение 15(モスクワ市中心部より車で40~50分)
Телефон: + 7 495 981 39 89

https://zhostovo.ru

今年2018年は『日本におけるロシア年』と『ロシアにおける日本年』が初めて同時開催され、『ロシア文化フェスティバル IN JAPAN』と合同でのオープニング式典が盛大に開催されました。モスクワでは、『ロシアにおける日本年』注目のプログラムのひとつとして、ロシアでは史上初となる流鏑馬がモスクワ中央競馬場で開催されました。

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△まるで宮殿か劇場と見まごうほどにゴージャスな外観!

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△夏休み期間中で、しかも無料でどなたでも観覧可能ということもあり、開場とともにたくさんのロシア人のご家族が並んでいらっしゃいました。

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△まずは両国の国歌斉唱とご挨拶があり、いよいよ始まります!

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△的に矢を射るごとに、息をのんで見守っている観客から声援が飛びます。

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△たくさんの中継車やマスコミも取材に訪れました。夏空を飛ぶドローンの臨場感溢れる映像が大画面一杯に映し出されます。

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つづいて、ロシアの伝統騎馬行事「ジギトフカ」も披露されました。

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△競馬場内には、食堂やお土産屋さんもありました。

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△競馬場へつづく道

普段はなかなか足を運ぶ機会のない競馬場のなかをゆっくりと味わえる一日になりました。

☆『ロシアにおける日本年』公式HP

(日本語)http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan2018/jp/index.html

(ロシア語 )http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan2018/ru/index.html

ウオッカの国として知られるロシアですが、2008年にモスクワに滞在していたときも若者を中心にビールが大人気!夏のテラスでは、日本には輸入されていないさまざまな銘柄のロシア地ビールも味わうことが出来ました。2018年のモスクワでも、ビール人気は健在!さらに今はワインがブームで、街中にワインのショップやレストランをたくさん見かけます。

さて、今日はモスクワ郊外ムィティシМытищиという街にあるМосковская Пивоваренная Компания モスクワビール工場見学へ。2008年に完成した近代的な施設です。

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△入り口でインターネット予約していた見学ツアーの確認。

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△«Трехгорное»(ハットトリック)というビール!パートナー契約しているサッカーチーム«Спартак-Москва»のメモリアルグッズがたくさん!

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△まずは会社の歴史や人気商品について簡単にレクチャーを受けます。ジグリやハモーヴニキなど、スーパーマーケットやリカーショップでよく見かける銘柄ばかり!

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△«Жигули»

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△«Трехгорное»

それから工場見学ツアーのはじまりです。ビールはもちろん、お水なども。

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お楽しみのテイスティングは飲み放題!今日のツアーの内容に関するクイズに正解するとビールがもらえるお楽しみも!

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お土産にビールを購入できるショップも大人気!皆ケースで大量購入していきます。

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△お好みの生ビールをペットボトルに。(→ロシアでは定番!?ペットボトル入りのビール

ほかにもユニークな瓶ラベルやデザイン缶のビールがたくさん!

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△『プロパガンダ』と、今も人気のサンドゥニСАНДУНЫのバーニャ(ロシア式サウナ)が描かれたラベル

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△そして新商品の・・・NOMIKAI!サムライとサラリーマンが飲み会!?

Московская Пивоваренная Компания http://mosbrew.ru

 

ウィークデイは都心のアパートで暮らし、週末は郊外にある菜園つきの別荘ダーチャで自然に囲まれて過ごすのがロシア人のお気に入りのライフスタイル。そんなモスクワ郊外のダーチャの近郊にさまざまな観光スポットやリゾートホテルが増えてきています。ダーチャから足を伸ばして小旅行を楽しむ新しい週末の過ごし方です。

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△たとえば、こんなダーチャの並ぶモスクワ郊外イストラの街に・・・

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△突如として現れる、美しく輝く十字架。その名も、新エルサレム修道院(Новоиерусалимский монастырь)!

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△外部も内部も、美しい装飾に圧倒されます。

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△歴史や内部を紹介するガイドツアーもあり、お祈りを終えたロシア人のグループが何組も熱心に聞いていらっしゃいました。

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△蜜蝋に灯をともしイコンの前に捧げます。ロシア正教の教会のなかはいつも独特の甘やかな匂いに包まれています。

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△地下には聖水を頂ける場所もありました。

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△マグネットや絵皿などのお土産。

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△外にも聖水を汲める場所がありました。敷地の周りには、ヨルダン川やゴルゴダの丘などさまざまな散策スポットを開発中のようです。

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さらに、新エルサレム修道院のすぐお隣には、新エルサレム美術館があります。ちょうど訪れたときには。ロシアの画家Исаак Левитан イサーク・レヴィタン展が開催されていました。

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このイストラの地でも作品を描いていたレヴィタンの風景画は、モスクワのトレチャコフ美術館でも鑑賞出来ますし、またノヴォデヴィチ修道院でお墓参りをすることも出来ます。

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△常設展でも、海をモチーフにした風景画が一度見たら忘れることの出来ないИван Айвазовский イヴァン・アイヴァソフスキーの作品群やインペリアル・ポーセリンの花瓶など陶磁器が展示されていたり、印象に残る展示にたくさん出逢えました。

 

修道院  http://www.n-jerusalem.ru

美術館  http://njerusalem.ru