【モスクワのスーパーマーケット探検】 〜日本と違うロシアの野菜売り場編〜

By russian-festival. Filed in いちのへ友里  |  
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日本ではほかほかのお鍋に入れる冬野菜や、クリスマスに向けたカラフルなサラダが店頭を彩る季節になりました。それでは今日は、モスクワのスーパーマーケットの青果コーナーを覗いてみましょう。

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△キロ単位の大きな袋で売られているじゃがいも(Картофель)をはじめ、人参(Морковь)、玉ねぎ(Лук)、ニンニク(Чеснок)、生姜(Имбирь)、ブロッコリ(Капуста брокколи)、カリフラワー(Цветная капуста)、アスパラ(Спаржа)、セロリ(Сельдерей)、アボカド(Авокадо)、インゲン(Фасоль)、サヤインゲン(Горошек сладкий)、とうもろこし(Кукуруза)など日本でもお馴染みの野菜がずらりと並びます。

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△こちらはウズベキスタン産のトマト(Помидор)。太陽の恵みをたっぷり浴びたウズベキスタンの野菜は、味が濃く、とっても美味しいのが特徴です。枝付きのものも多く、赤やオレンジ、黄色などカラフルなヴァリエーションも楽しめます。

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△キュウリ(Огурец)は日本よりも小ぶりで太め。Бакинскийなど表面がつるりとしたタイプも人気です。関連☆モスクワ通信『黄金の輪スーズダリの国際キュウリ祭り』

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△葉物野菜(салат)は、苗から育てたものをそのまま販売するスタイルも人気!ハーブの種類も豊富で、雪に閉ざされた長い冬の間には、たっぷりの新鮮ハーブでビタミン補給するロシア人も多いです。ロシア料理に欠かせないディル(Укроп)をはじめ、イタリアンパセリ(Петрушка)、パクチー(Кинза)、ミント(Мята )、レタス(айсберг)、バジル(Базилик)、ルッコラ(Руккола) 、ケール(Кейл)などが並びます。

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△日本ではあまり見かけない野菜では、酸味のあるスープに入れると美味しいスイバ(Щавель)や、昔ながらの緑色の炭酸飲料にも使われるエストラゴン(Эстрагон またはтархун)、コールラビ(Кольраби)、アーティチョーク(Артишоки)やフェンネル(Фенхель)、西洋わさび(Хрен)、ラディッキオ(Радичио)、ロマノ(Романо)、コルン(Корн)なども見かけました。関連☆【モスクワ通信】寒い国だからこそ美味しい!ロシアで味わっていただきたいスープ

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△日本でもジャガイモ&人参&玉ねぎの「カレー用野菜セット」を見かけますが、ロシアの高級スーパーでは当時流行していたトムヤムクン・ミックス、ロシアの夏定番スープのオクローシカ・ミックスなども売られていました。(関連☆ )

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△洗わずそのまま食べられるサラダ用ミックスリーフ(Салатная смесь)には、なんと水菜入りのものも。ロシア語でも「ミズナ(мизуна)」と書かれているので、日本食の影響を感じます。

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△日本が恋しくなる野菜といえば、キャベツ。春先には柔らかな緑のキャベツ(Капуста)も出回りますが、普段は白くずっしりと硬いものが主流です。茹でてスープにすると美味しいのですが、千切りなど生食にはお勧めできません。ちなみに、白菜は「中国のキャベツ (Капуста Китайская)」と呼ばれています。

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△太ネギや大根(こちらも、ロシア語でもダイコン(Дайкон))も、見かけることはありますが、やや小ぶり。一方、細ネギ(Лук зелённый)やハツカダイコン(Редис)は、比較的いつでも手に入ります。

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△ナス(Баклажан)やピーマン(Перец)は、日本とは対照的に大ぶりなものが主流。緑、赤、黄色、オレンジと、どれもパプリカサイズです。大きなズッキーニのようなカバチョク(Кабачок )も、定番野菜のひとつ。

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△ロシアのスーパーに欠かせないのが、ボルシチやサラダに使われるビーツ(Свёкла)。生のものも、茹でたものも並んでいます。ホウレンソウ科の植物なので、実は茎もとても美味しいんです。日本のような立派なホウレンソウが少ないロシアでは、ビーツの茎をホウレンソウ代わりに調理することもありました。食卓が鮮やかに!関連☆モスクワ通信『ロシアで味わいたい!ビーツいろいろ』

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△甘くてホクホクの南瓜やさつまいもは、残念ながら一般的なロシアのスーパーではほとんど見かけません。。

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△日本でお馴染みの栗や南瓜、さつまいも、他にもニラ、青梗菜、かぶ、ゴーヤ、山芋、レンコン、紫蘇、もやし、オクラなどは、中国市場やベトナム市場、また一部のスーパーで購入することができます。新鮮な野菜を求めて、地元の市場へ足を運ぶ人も多いようです。(関連☆【モスクワ通信】あなたはどっち派!?昔ながらの市場から食のテーマパークへ

なお、今回の写真は、品揃えに定評のあるスーパーで撮影したもの。日本のようにいつでも新鮮な食材が揃っているわけではないロシアの普段使いのスーパーでは、季節や日によって、並ぶ野菜の種類や品質がぐっと落ちることもあります。そのため「レシピを考えてから買い物へ」ではなく、「今日はどんな野菜があるかしら?どの野菜が新鮮かしら?」と、スーパーを歩きながら献立を考えるのが日常でした。

そうそう、ロシアに来たばかりの頃、野菜売り場を見て息子が一言。「ロシアなのに“大きなかぶ”はないんだね」……確かに!絵本で見ていたような大きなかぶは、どこを探しても、見当たりませんでした。

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