プーシキン美術館展のロシア的楽しみ方1:コレクター
By russian-festival. Filed in いちのへ友里 |今日7月6日からはじまる「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」
その見どころを探るべく、内覧会&記者会見に潜入してきました!
まずは横浜美術館の逢坂恵里子館長がご挨拶。「2011年の東日本大震災、そして原発事故によって、やむなく中止となってしまったこの展覧会が、2年という時を経て、ついに今日という日を迎えられたことは大きな喜びです。多くの個人コレクターによる優れたコレクションからなるプーシキン美術館展と、そして横浜美術館のコレクション展も合わせて、絵画への情熱や献身を感じていただけたらと思います。」
そう、今回の展覧会のロシア的楽しみ方のキーワード、それはコレクターです。
会場パネル展示には、ロシア人コレクター列伝が!
▲サンクトペテルブルグのエカテリーナ2世やニコライ・ユスーポフ、アレクサンドル2世。モスクワのセルゲイ・トレチャコフやセルゲイ・シチューキン、イワン・モロゾフなど。
それぞれの人物の肖像と経歴、そして絵画が飾られていた個人邸宅と合わせて,その実物のコレクションを眺めていると・・・「ふむふむ、これはまさに、あなた好みの絵画ですね!」なんて、まるでコレクター仲間になって会話しているような気分も味わいつつ鑑賞できますね。
→つづく