鳩山会館で日露修好160周年記念展
By russian-festival. Filed in いちのへ友里 |
東京・音羽の鳩山会館で『日露修好160周年記念展』がはじまりました。
会場には、先日取材に同行し、ブログでもご紹介いたしました戸田造船郷土資料博物館の展示品の数々が・・・!
過去関連ブログ
☆日本とロシアの交流のはじまり!戸田造船郷土資料博物館 〜後編〜
オープニングセレモニーではアファナシエフ駐日大使が、ディアナ号につづく新しい日露友好の船で漕ぎ出そう!と素敵な挨拶をしてくださり、つづく記念トークショーでは、会場で上映されているアニメーション映画『幕末のスパシーボ』製作総指揮の斉藤斗志二先生と鳩山由紀夫氏が登壇。親交の深いお二人ならではの㊙エピソードも満載で、展覧会をさらに深めるプチャーチン提督の娘オリガさんに関連する国際プロジェクトも発信され、おおいに盛り上がりました。
△グルジアワインで乾杯!
さて、鳩山会館といえば美しい庭園のバラが有名ですが、ちょうどオープニングを祝うように満開!
大正13年に文京区音羽の小高い丘の上に建てられた鳩山家の洋館には、ロシアの芸術家ズラブ・ツェレテリによる銅像“日ソ国交回復に貢献した鳩山一郎元総理”があります。
△ツェレテリ制作の銅像は、モスクワ川のピョートル大帝像などモスクワの街中でたくさんみることができます。
△“マダム・ミユキ“ 情熱的な赤色が幸夫人にぴったり!
△鳩山一郎氏が最も愛したというバラ“ピース”
△展示室にも、モスクワ市長から贈呈された琥珀製のグラスや、パレフ漆りの文具セットなどを見ることが出来ます。パレフ塗りというのは、紙を何枚も重ねてつくった小箱などを黒く塗り、そこに細密に絵付けをしたロシアの工芸品です。ほかにも、鳩をモチーフにした装飾や美しいステンドグラスなど見どころ満載の洋館をぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。