■2011年12月16日■ |
2011クロージングコンサート&パーティー盛大に!
サンクト・ペテルブルグ室内合奏団に嵐の拍手!アヴデーエフ文化大臣、シュビトコイ大統領文化代理が挨拶! サハリン州政府と日本組織委員会が調印式
2012年度は6月に大阪で開幕式開催を発表
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12月16日午後3時から、今年度ロシア文化フェスティバルのクロージング・コンサートが東京オペラシティで開催されました。クリスマス/アヴェ・マリアと題したサンクト・ペテルブルグ室内合奏団コンサートは、モーツアルト、ヴィヴァルディ、チャイコフスキーなどの名曲が観客の心を打ち、バッハ、シューベルト、カッチーニの三大アヴェ・マリアでは透き通った清らかなソプラノの美声が会場いっぱいに響きわたり、感動をあたえました。
休憩後の二部冒頭に、アレクサンドル・アヴデーエフ・ロシア連邦文化大臣がステージから挨拶、「ロシアと日本はとても親密な関係を確立しています。それはロシア文化フェスティバルの枠内で行われている多彩な文化行事にたくさんの日本市民が参加していることに示されています。本日、このクロージングコンサートに出演しているサンクト・ペテルブルグ室内合奏団とソリストの皆さんによる素晴らしい演奏に感謝したいと存じます。2011年のフェスティバルは38都道府県で行われ、これには100万人以上の人々が参加しました。隣国日本のことしの苦しい体験にロシア国民は心から同情しています。ロシア芸術家は訪日をキャンセルせず出演し、組織委員会は募金と収益を日本赤十字に寄付しています。」とのべました。
午後5時30分から、クロージングパーティーが東京オペラシティ2Fホワイエで開かれ、ロシア側を代表してミハイル・シュビトコイ・ロシア連邦大統領文化特別代理が挨拶、「感動的な三つのアヴェ・マリア、豊かなハーモニーのサンクト・ペテルブルグの音楽家の皆さんに心から感謝します。3・11東日本大震災のあと寄せられた日本組織委員会の必ずフェスティバルを実現し成功させたいという決意の手紙をいま忘れることはできません。われわれは本当に出来るのか、開催することが適切なのかということに迷っていましたが、実施する決意をし、派遣する芸術家にも協力をいただき、被災者を公演に招待し、募金を行い、本日に至るように大きく成功することができたことを皆さんと喜びあいたいと思います。来年は大阪で6月に公式オープニングセレモニーをおこないます。」とのべました。
日本側を代表して、栗原小巻・組織委員会副委員長は、ことしのフェスティバルにたいするロシア文化省のさまざまな支援と日本各界の協力に感謝し、今後も日ロ文化交流と友好平和のために尽力していくことをのべました。
来年のフェスティバルにはロストフ州、クラスノヤルスク州、サハリン州が参加しますが、サハリン州政府知事代表アンドレイ・クトヴォイ氏と日本組織員会事務局長・長塚英雄氏によってプロトコールに署名されました。
最後に、コンサートの主催者を代表して光藍社の小林雅行顧問が挨拶と乾杯をおこない、午後7時まで交流・歓談し散会しました。
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