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■2019年5月9日■

トルストイ「復活」のカチューシャで新時代の息吹きをもたらした最初の女優・松井須磨子没後100年記念祭を開く
1947年東宝制作の「女優」を上映!演出家・土方与志が異色の出演
川西宏明が文豪レフ・トルストイ作曲の「ロシアの夜会」演奏
「松井須磨子とロシア」テーマに相沢直樹教授がロシア公演などを講演

 5月9日東京・浜離宮朝日ホール小ホールにおいて、松井須磨子没後100年記念祭が開かれました。最初に山形大学教授の相沢直樹氏が「松井須磨子とロシア」と題して講演、「5年間で444回の上演を誇った『復活』をはじめ、芸術座はロシアの作家たちの戯曲ないし小説に基づく芝居を積極的に上演した」とのべ、「大正4年12月21日、浦塩のプーシキン劇場で『剃刀』『嘲笑』『カチューシャの歌』を上演し、・・ロシア物の芝居や劇中歌を通して、わが国におけるロシア文化受容に大きく貢献した。」と指摘しました。
 ピアニストの川西宏明氏は、須磨子の劇中歌、「カチューシャの唄」「さすらいの唄」「ゴンドラの唄」の3曲、トルストイのワルツの主題による「ロシアの夜会」、ロシア民謡「赤いサラファン」「通りは吹雪が吹いている」の2曲を演奏し拍手が贈られました。
 衣笠貞之助監督の「女優」は、山田五十鈴(須磨子)、土方与志(島村抱月)の異色の主演で、森繁久弥のデビュー出演作でもあり、感銘をあたえる記念上映となりました。(撮影=丸山良子)
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■2019年4月26日■

イーゴリ・コルプ(マリインスキー劇場プリンシパル)、ルスラン・スクヴォルツォフ(ボリショイ劇場)が来日、出演!
第6回バレエトラデションで田北志のぶが「ライモンダ」「ラ・シルフィード」をプロデユース&主役
洗練された美しいコールドバレエ(群舞)が舞台を魅力的なものに

 4月26日午後6時30分から新宿文化センター大ホールで、田北志のぶプロデュースによる第6回バレエ・トラデションが開催されました。この舞台にはロシアからマリインスキー劇場のプリンシパルのイーゴリ・コルプ、ボリショイ劇場のプリンシパルのルスラン・スクヴォルツォフが来日、出演、「ライモンダ」と「ラ・シルフィード」の舞台を魅力的なものにしました。
 田北志のぶは、ボリショイバレエ学校卒業後にキエフバレエ団に入団、ロシア国立舞踊大学院バレエマスタークラス及び教師科を卒業し、現在、東京バレエ団および東京バレエ学校教師を務めます。今回の舞台は、田北が、美しいそして変化に富むコールドバレエが最大のみどころと指摘するとおり、見事な場面を創り出しています。きびしいオーデションとレッスンの成果が出ています。(撮影=丸山英樹)
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■2019年3月25日■

「ワレリー・べリャコーヴィッチのマクベス」を死後2年後に上演
劇団東演創立60周年で世田谷・シアター・トラムで
ユーゴザパト劇場からオレグ・レウシン芸術監督ら7名来日し合同公演

 3月24日から4月7日まで、世田谷区のシアター・トラムで、「ワレリー・ベリャコーヴィチのマクベス」の遺作公演を追悼の気持ちで劇団東演・ユーゴザパト合同公演として成功させました。
 これまでべリャコーヴィチの「どん底」「ハムレット」「検察官」を公演してきた劇団東演が、彼の最後の遺作である「マクベス」を総力をあげて取り組み、ロシア文化フェスティバル招待会のこの日にスリリングな衝撃の舞台を実現、感動の舞台に鳴り止まぬ拍手の中、閉幕しました。今後、全国で巡回公演が行われる予定です。
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■2019年3月23日■

「ノルシュテイン“外套”をつくる」ドキュメンタリー映画上映
シアター・イメージフォーラムで「話の話」ら代表作6本も併映
着手から40年!「外套」アニメは完成するのか、苦悩する巨匠

 3月23日から渋谷・シアターイメージフォーラムで、「ユーリー・ノルシュテイン<外套>をつくる」(才谷遼監督)が公開ロードショーされました。「話の話」「霧の中のハリネズミ」など名作を世界に発表し、手塚治虫、宮崎駿、高畑勲らが敬愛しているノルシュテインは、開始から40年経つもアニメ「外套」は未完成のまま推移しています。巨匠の苦悩と情熱、創造へのモチベーションについて才谷遼監督が鋭く切り込んでいきます。(写真提供=ノーム)
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■2019年3月22日■

日露合作「ソローキンの見た桜」角川シネマ有楽町でロードショー
松山捕虜収容所を舞台に日本人看護師とロシア将校の感動の物語
ガリチェンコ、ドモガロフら舞台挨拶で来日

 日露戦争時代の壮大な愛の物語「ソローキンの見た桜」は、3月22日から角川シネマ有楽町で公開ロードショーがスタートし好評を博しています。23日には、舞台挨拶のためにロデオン・ガリチェンコ、アレクサンドル・ドモガロフ、イワン・グロモフ、アンドレイ・デメンチェフら俳優人が来日・挨拶、会場を盛り上げました。ロケ地松山をはじめ、横浜、静岡、新潟、八戸、仙台、山形など全国各地で上映がすすめられています。
 監督・脚本・編集=井上雅貴、制作=「ソローキンの見た桜」制作委員会、出演=阿部純子、ロデオン・ガリユチェンコ、山本陽子、アレクサンドル・ドモガロフ、斉藤工、イッセー尾形、六平直政ら。(写真=制作委員会提供)
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■2019年3月15日■

ソクーロフ特集 ユーロスペースで一挙16作品を上映
日本にソクーロフの固定ファン!全編35ミリフィルムに満足

 日露交流年を記念するソクーロフ監督特集は、渋谷区のユーロスペースで2月25日~3月8日、3月12日~15日まで行われ、すべて35ミリフィルムで16作品が上映され、根強い日本のソクーロフファンを満足させました。
 アレクサンドル・ソクーロフは1951年生まれのロシアが世界に誇る巨匠であるが、第一回監督作『孤独な声』(1978=1987年)が公開禁止処分を受けて以後、10年近い不遇の時を過ごしています。ペレストロイカにより自由を得た1987年、『孤独な声』が紹介されるや、一躍、注目を浴び、同作はロカルノ国際映画祭銅豹賞を受賞、以後はフィクションとドキュメンタリー、長編と短編、発表の場も劇場とテレビと、枠を超えて旺盛に監督作を発表、『ボヴァリー夫人』(1989年)でモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞、『マザー、サン』(1997年)でモスクワ国際映画祭審査員特別賞、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞などを受賞しています。90分ワンカットでエルミタージュ博物館を舞台に描いた歴史絵巻『エルミタージュ幻想』(2002年)は世界的に大ヒット。映像と音、音楽、役者が一体となり構成される作風は一幅の絵画であり、音楽や文学など広い分野にも影響を与えています。
 上映作品は、孤独な声/ヒトラーのためのソナタ/痛ましき無関心/日陽はしづかに発酵し…/ペテルブルグ・エレジー/セカンド・サークル/ストーン/クリミアの亡霊/ロシアン・エレジー/静かなる一頁/マザー、サン/モレク神/牡牛座 レーニンの肖像エルミタージュ幻想/ファザー、サン/チェチェンへ アレクサンドラの旅/ファウスト。
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■2019年2月14日■

オルガンの巨匠D・ザレツキー、愛知・水戸・東京3芸術劇場が共同招聘
バッハ、フランス交響学派、そしてムッシェル、クシュナレフを演奏
パイプオルガンの厳かな響きが心の隅々に入り込んだ!

 静かなオルガンブームのロシアから、サンクトペテルブルク音楽院学部長・教授であるダニエル・ザレツキーが共同招聘によって来日しました。東京芸術劇場のパイプオルガンは約9000本のパイプから成る世界最大級の規模を誇り、また歴史上のいくつかの違うスタイルのオルガンを1つにまとめてみようという発想で設計された外に例をみない貴重な楽器です。プログラムは、前半はバッハの「ファンタジア“来たれ、聖霊、主なる神よ”BWV651」など3曲、後半は華やかなヴィルトオーソなフランス交響楽派ヴィエルヌ、ジグーとデュボア、最後にロシアのムッシェル「トッカータ ハ長調」、クシュナレフ「バッサカリア 嬰へ短調」が演奏され感銘を与えました。参加者の一人は次のように語りました。「パイプオルガンが厳かに鳴り響いた。一つの楽器、一人の奏者だが、その質感は見事で、まるで大聖堂を司る大僧正の感があり、心優しく圧倒してくる。それを演奏するザレツキーは指揮者でもあり、まるでオーケストラの全メンバーを体現しているような演奏ぶりに驚かされた。バッハの曲にも他の作曲家の作品にも大きな感動を呼び覚まされた。宗教もそれを司る大聖堂の音楽も、すべて人間が生み出し作り上げ、人間そのものの精神を謳いあげてあまりある。時にパイプオルガンの微かなる金属音は、ある種の警鐘のように心のすみずみに入り込み鳴り響いた。身も心も洗われたような気分でコンサートホールを後にした。」
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■2018年12月21日■

東京バレエ学校で小学生・中学生・高校生の特別講習会を開催
ボリショイの現役ダンサー、ネッリ・コバヒゼ来日し指導

 東京バレエ学校では、昨年に引き続きロシア文化フェスティバルの協力を得て、第2回目となる、ボリショイ・バレエの現役ダンサーであるネッリ・コバヒゼの特別講習会を実施いたしました。今回は2018年12月8日(土)~21日(金)の中の12日間で、1日2クラスの開講となりました。クラスは年齢別に、初等クラス(小学3・4年/10名)、中等クラス(小学4年~中学1年生/11名)、高等クラス(中学1年生~高校3年生/19名)の3クラス。今回の受講者は東京バレエ学校に在籍している生徒の中から事前に、東京バレエ学校アーティスティック・アドヴァイザーであるニコライ・フョードロフが校内審査で選抜した生徒たちです。また、クラスの内容は昨年に引き続き基礎が中心でしたが、今回は『より女性らしい動きを』とのことで、女子生徒のみの講習会となりました。各クラス全8回のレッスンを行い、基礎的な動きから徐々に難易度の高いパにも挑戦していきました。本場ロシアのレッスンをしっかりと学んだこの講習会、生徒たちは2019年度も継続して受講を希望しています。
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