■2015年12月19日■ |
フェスティバル・クロージング公演&パーティを東京国際フォーラムで開催
国立サンクトペテルブルグアカデミー・バレエの「くるみ割り人形」を公演
M・シュビトコイ大統領文化特別代理、岸田文雄外務大臣(代理=林肇欧州局長)が挨拶
パーティで鳩山由紀夫・シュビトコイ・ファジェーエフ・手塚正也が挨拶・乾杯
馳浩文科大臣(代理)、ガスプロム銀行、セントラル映画、経団連など出席
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ロシア文化フェスティバル2015IN JAPANクロージングセレモニーは、12月19日、東京国際フォーラムAホールにおいて、ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの「くるみ割り人形」公演でおこなわれました。冒頭、両国政府代表挨拶が、ミハイル・シュビトコイ=ロシア大統領文化特別代理、岸田文雄外務大臣(=代理・林肇外務省欧州局長)によっておこなわれ、日ロ文化交流と日ロ関係の発展を祈念しました。
若きアンドリアン・ファジェーエフ芸術監督率いるヤコブソン記念ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミーバレエによる「くるみ割り人形」全3幕の公演(光藍社主催)がおこなわれ、チャイコフスキーの音楽が詩情豊かに奏でられ、聖夜のファンタジーを満喫、楽しいひと時を過ごすことができました。
パーティでは、鳩山由紀夫=第93代内閣総理大臣・日本組織委員会委員長、ミハイル・シュビトコイ=ロシア大統領文化特別代理・ロシア組織委員会副委員長、アンドリアン・ファジェーエフ=同バレエ劇場総裁・芸術監督・ロシア連邦人民芸術家、手塚正也=光藍社取締役が、挨拶・乾杯をおこない、フェスティバルの躍進を祝しました。
会には両国政府関係者、各界代表、芸術家らが参集、エフゲニー・アファナーシェフ駐日大使、ドミトリー・ピリチェフスキー公使、デニス・カムイシェフガスプロム銀行第一副社長、パーヴェル・ステパーノフセントラル・パートナーシップ映画社総支配人、イーゴリ・ロマネンコロ日協会会長、ウラジーミル・べススドノフINARTEX社長、マイヤ・コバヒゼ元文化省現代芸術局長、松沢建・民間外交推進協会会長、田中祐二・野村證券常務取締役、中嶋康・日本経済団体連合会国際経済本部主幹、木村慎一郎・三井住友銀行国際統括部長、遠藤寿一・ロシアNIS貿易会研究所顧問、匂坂克久・文化庁長官官房国際課長ら多数の参会者が交歓していました。(撮影=丸山英樹)
岸田文雄外務大臣のメッセージは以下の通り。
シュビトコイ・ロシア連邦大統領文化特別代理、御列席の皆様。本日、2015年のロシア文化フェスティバルの閉会式を迎えられることを心からお祝い申し上げます。
2006年に始まったロシア文化フェスティバルは、今年で10年目を迎え、バレエ・音楽・演劇・サーカスなど質の高いロシア文化を日本に紹介する行事として定着しています。今年も東京、大阪、札幌、福岡など全国各地で様々な催しが開催され、日本とロシアの人々の間の相互理解を促進し、両国関係の発展に貢献する有意義な事業となっていることを歓迎します。
国と国との関係を深めるためには、国民間の相互理解が不可欠です。そのような観点から、外務省といたしましてもロシアとの文化交流、スポーツ交流、青少年交流等を進めてきています。
ロシア文化フェスティバルを含め、様々な交流が活発に行われ、日本とロシアの人々がお互いを理解し、互いにより近い存在となることで、日露関係の発展にさらに弾みがつくことへの希望を表明し、私の挨拶とさせていただきます。
日本国外務大臣 岸田文雄
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