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■2013年12月11日■

オペラシティでロシア文化フェスティバル2013クロージングセレモニー開く
ソプラノ&サンクトペテルブルグ室内合奏団“アヴェ・マリア” 清らかなソプラノの歌声に感動の拍手鳴り止まず
M・シュビトコイ大統領文化代理、鳩山由紀夫第93代内閣総理大臣、E・アファナシエフ駐日大使、石川誠巳外務省ロシア交流室長、M・スリペンチュク議員連盟会長、栗原小巻・女優、マカロワ・歌手、上坂すみれ・声優、鍛冶道人社長ら挨拶。
フェスティバルを支援するガスプロム代表団がモスクワから参加

ロシア文化フェスティバル2013IN JAPANクロージング・コンサート&パーティは、12月11日、東京オペラシティコンサートホールで開かれました。午後7時開幕前の舞台からミハイル・シュビトコイ=ロシア連邦大統領文化特別代理、鳩山由紀夫=第93代内閣総理大臣が両国を代表して挨拶、フェスティバルが1000万人を突破し大きな成功を収めていることを確認、両国民の相互理解と信頼関係の増進に多大な貢献をしていることを評価しました。声優の上坂すみれさんが花束を贈呈しました。
午後9時20分から行なわれたパーティでは、E・アファナシエフ駐日ロシア連邦大使、石川誠巳・外務省ロシア交流室長、ミハイル・スリペンチュク露日友好議員連盟会長、女優の栗原小巻さん、ソプラノ歌手のナタリア・マカロワさん、声優・アニソン歌手の上坂すみれさん、鍛冶道人光藍社社長が挨拶・祝辞・乾杯を行いました。又、オレグ・ヴァクスマン副会長、デニス・カムイシェフ副社長からなるガスプロム銀行代表団が参加しました。(撮影=丸山英樹)

クロージングへのナルイシキン国家院議長のメッセージ
「毎年開催のロシア文化フェスティバル2013IN JAPANの参加者を暖かく迎えてくださっていることに対し、皆様に感謝の言葉を伝えさせていただきます。我々のフェスティバルは、ロシアの巨匠たちや日本の主催者諸氏の尽力によるところが多く、お陰で歴史を重ねることができました。過去8年間で、1000万人以上の人々がフェスティバルに参加しました。フェスティバルが、政治や経済交流を含むあらゆる分野におけるロ日の交流の発展や向上に独自の貢献をしていると申しても過言ではないでしょう。来年、2014年には、ロシア文化フェスティバル・オープ二ングは2つの都市で開催されます。一つは伝統的に日本の首都である東京で、もう一つはロシアと日本との歴史において大きな役割を果たした新潟です。ロシア芸術を愛好する日本のすべての方々に、ご健康、ご幸福と繁栄をお祈りします。」
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■2013年12月7日■

 2014ロシア・アニメーション・フェスティバル開催
「ミトン」「霧の中のハリネズミ」「チェブラーシカ」上映
200席にたいし5000名の応募殺倒!ロシア・アニメに人気

12月7日に、東京・渋谷区のユーロスペースにて、2014年のロシアアニメーションフェスティバルが実施されました。今回は、オリジナル・チェブラーシカ4話、霧の中のはりねずみ、ミトンという人気作品の上映ラインナップが揃ったこともあり、2回の上映で200席の定員に対して3000組(約5000人)の応募がありました。
大勢の応募者の中から幸運にも当選されたファンの皆さんの熱気で、会場は大盛り上がり。
恒例の記念品販売コーナーもすずなりの人だかりとなり、ロシアアニメの優しいムードに包まれた一日となりました。
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■2013年10月26日■

ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム展
デザイナー松本瑠樹コレクション180点を公開展示・神奈川県立近代美術館
圧卷!ウラジーミル&ゲオルギー・ステンベルグ兄弟の77点の映画作品

「ユートピアを求めてーーポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」は、10月26日午後2時から神奈川県立近代美術館葉山で招待レセプション・オープ二ング・トークが開催されました。 レセプションでは、水沢勉・神奈川県立近代美術館長、寺尾晶子・東京新聞文化事業部長、松本ルキ、鳩山由紀夫・第93代内閣総理大臣&ロシア文化フェスティバル日本組織委員長代理の鳩山幸夫人がそれぞれ挨拶しました。オープ二ング・トークは籾山昌夫・主任学芸員がおこないました。
本展は、デザイナー松本瑠樹の世界的なポスター・コレクションから、ワシーリー・カンディンスキー、カジミール・マレーヴィチ、ウラジーミル・マヤコフスキー、アレクサンドル・ロトチェンコ、ウラジーミル&ゲオルギーのステンベルグ兄弟らのポスター180点によって、ロシア革命前から1930年代前半までのソヴィエト連邦初期のモダニズム・デザインの歴史的展開を3つの章によって紹介しています。中でも、ネップとロシア・アヴァンギャルドの映画ポスターは、77点に及ぶステンベルグ兄弟の作品をはじめブルサコーフ、ルクレフスキー、ロトチェンコら120点の作品が注目されていました。(撮影=丸山英樹)
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■2013年10月13日■

美しい自然のバシコルトスタン共和国の民族舞踊団が初来日
「ロシアの真珠」一行40名は各地で観客を魅了、舞台と観客の熱気が最高潮
色鮮やかな民族衣装、高度な舞踊テク二ックに満場の拍手鳴り響く

ファイジー・ガスカロス記念国立アカデミー・アンサンブル「バシキール民族ダンス」の一行40名は、10月8日首都ウファからモスクワ経由で成田空港に到着、武蔵野公会堂(10月10日=満員)、茨城県立県民文化センター(10月11日=1100名)、千葉・青葉の森公園芸術文化ホール(10月12日=450名)、豊島公会堂(10月13日=750名)で公演し、美しくかつエネルギッシュな舞台で観客を虜にしました。
2012年に100周年を迎えた歴史あるこの舞踊団の演目は、ブルジャンスク地区の特徴や文化を伝える「ブルジャンスクの女性たち」、自由な遊牧生活のロマンをうたった「チチルドゥイク」、乗馬の名手たちの踊り「銅の踵」など、バシコルトスタンの自然やバシキール民族の民族性、習慣、歴史を取りこんだもので、これは創設者ファイジー・ガスカロフの意図するところです。色鮮やかな民族衣装や、その色彩に引き立てられた独特の美と優雅な身のこなし、プロフェッショナルな高度の舞踊テクニックによる曲芸のようなリズミカルなダンスの数々に、舞台の熱気と観客の熱気が瞬く間に会場を包み込み、フィナーレの「カリンカ」では手拍子と喝采の拍手と歓声で最高潮に達しました。なお、千葉公演では安倍首相の御母堂である安倍洋子さんが出席、花束を贈呈しました。10月15日、一行は元気で帰国の途につきました。(撮影=丸山英樹)
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■2013年9月25日■

アンドレイ・イコフ=ボリショイ劇場ソリスト魅惑のトランぺットコンサート
素晴らしいガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」の演奏
パンチェンコ(メゾ・ソプラノ)中村愛(ハープ)が共演

ボリショイ劇場のソリスト、アンドレイ・イコフのトランぺットコンサート(ピアノ=オリガ・マカロワ)は、ワレンチーナ・パンチェンコ(メゾ・ソプラノ、ピアノ伴奏=ユーリー・イリン)、中村愛(ハープ)との共演でおこなわれました。
イコフはヴェルディの「“運命の力”より幻想曲」、ラフマニノフの「12の歌OP14より第11番春の洪水」、アルチュニャンの「演奏会用スケルツォ」、ヘーネの「スラブ幻想曲」、チャイコフスキーの「“白鳥の湖”よりナポリの踊り」を第一部で演奏、二部ではツリンの「イントラーダ」、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」などジャズ曲で楽しい一夜となりました。パンチェンコはワルラモフも「愛しい人、どこへ」、中村愛はグリエールの「即興曲」らを演奏、感銘をあたえました。
音楽評論家の石田一志氏は、「ボリショイ劇場管弦楽団ソリストといえば、あの超絶技巧で世界的に有名だったドクシツェルの跡を継いでいることになる。実際、イコフの演奏は技巧だけでなくドクシツェルの明るさと澄んだ輝きをしっかりと継承しており、その上で新しいレパートリーの開拓に意欲的に向かっていた。前半は、メゾ・ソプラノのV.パンチェンコによるロシア歌曲、後半にはハープの中村愛によるロシアに因んだ独奏曲を挟むというなかなかユニークな企画で、選曲の幅の広さもあって楽しい一夜となった。」と語っていました。
9月25日豊島公会堂、26日京葉銀行文化プラザ音楽ホール、27日関内ホール。(撮影=丸山英樹)
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■2013年9月16日■

ツルゲーネフ没後130周年で「貴族の巣」、チャイコフスキー没後120周年で「チャイコフスキー」、スタニスラフスキー生誕150周年で「スタニスラフスキー」を上映
安宅りさ子・桐朋学園芸術短期大学教授が講演 台風・悪天候の中でも盛況

9月15日東京・浜離宮朝日小ホールでは、ツルゲーネフ没後130周年記念で「貴族の巣」(A・M・コンチャロフスキー監督、イリーナ・クプチェンコ主演、1時間50分、モスフィルム制作)、チャイコフスキー没後120周年記念で「チャイコフスキー」(I・タランキン監督、インノケンティー・スモクトウノフスキー主演、2時間35分、モスフィルム制作)の2本が記念上映されました。
9月16日は同ホールでは、スタニスラフスキー生誕150周年記念で「スタニスラフスキー・システム」(V・ヴィノグラードフ監督、レンテレフィルム制作、10分)と「スタ二スラフスキー」(S・ブーブリク監督、モスクワ中央記録映画スタジオ制作、50分)の2本が上映され、安宅りさ子教授と児島宏子・翻訳家のトークショーがおこなわれました。
映画と講演は参加者に感銘を与え、大変喜ばれました。
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■2013年9月1日■

華麗な空中の演技、可愛い動物の芸、迫力の騎馬で観客を魅了
国立ボリショイサーカス全国7都市93回公演16万人で大盛況!

世界最大のサーカス団、国立ボリショイサーカスの日本公演は、7月13日から沼津、東京、横浜、大阪、幕張、名古屋、京都で93回公演がおこなわれ9月1日に大盛況のうちに終演しました。
ことしはボリショイサーカス来日公演55周年にあたり、よりすぐりのメンバーが日本に集結、人気の動物の曲芸、空中ブランコ、ロシアン・スイング、ロシアン・バー、ジャグラー、バランス・アクトなど華麗なパフォーマンスが展開されました。可愛らしい猫・熊・犬と危険なロシアン・スイングの演技にはひときわ大きな拍手が送られていました。また、ことしも東日本大震災で避難している人々や障害者の福祉招待がおこなわれ喜ばれました。
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■2013年8月2日■

グレゴリー・セドフ ピッコロ・ヴァイオリン次世代演奏家育成事業開始
セミオン・ザッハーリャエヴ、小平直美らソリストデビュー

昨年、日本人弦楽器製作者から寄贈されたピッコロ・ヴァイオリンで一足早くサンクトペテルブルグで始まったピッコロ・ヴァイオリン次世代演奏家育成プロジェクト。その最初の参加者、セミオン・ザッハーリャエブが、グレゴリー・セドフと共にロシアより来日し、日本でのピッコロ・ヴァイオリン ソリストデビューをしました。また、日本でも次世代演奏家育成プロジェクトが始まり、約1週間のマスタークラスの後、7月31日オリンピック青少年センターでのアンフィニ・オーケストラとの共演では、セミオンと小平直美がピッコロ・ヴァイオリンを演奏し、セドフは、指導及び指揮を担当しました。8月2日には、恵比寿アートカフェにて、長年伴奏者としてセドフと共演しているユーリー・コジェバートフのピアノソロ、グレゴリー・セドフ制作編集・演奏により国際コンペティションマルチメディア部門で優勝したDVDの上映と共に、次世代演奏家セミオン及び古館由佳子によるピッコロ・ヴァイオリンの演奏でクラシックからロシア歌謡までの「ロシアの夕べ」が開催されました。また、親子楽器体験会、ミニシンポジウム、ラジオ出演、取材など精力的に活動し帰国しました。
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■2013年7月12日■

八王子市夢美術館で「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展
キャラクター誕生から変遷、アニメ創作過程を紹介、人気の秘密を探究
着ぐるみ、スケッチ、エスキース、人形、マケット、挿絵原画、映画セットなど展示

昨年、滋賀県立美術館(大津)、三菱地所アルティアム(福岡)で開催され好評を博した「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展は、本年、4月・5月に高松市美術館で開催されたあと、7月12日から八王子市夢美術館で開催されました(〜9月1日まで)。このあと兵庫県立円山川公苑美術館で11月16日から開催されます。
1966年にエドゥアルド・ウスペンスキーの童話「ワニのゲーナとおともだち」に初登場し、1969年には人形アニメの巨匠ロマン・カチャーノフ監督によってアニメーション化されるとロシアで絶大な人気を誇る国民的なキャラクターとなりました。日本での人気もソ連崩壊後急速に高まり、日本でのグッズも2000点に及び、2010年には中村誠監督により新作映画が公開上映されました。本展では、レフ・アターマーノフの「雪の女王」をはじめロシアのアニメーション作家たちの作品の紹介されています。会場では、高校生、チェブラーシカファン、絵本を子どもに読み聞かせるお母さんの姿が目立ちました。(撮影=丸山英樹)
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■2013年7月5日■

ミレー、ルノワール、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソら66点
プーシキン美術館展 愛知展14万人で閉幕、横浜美術館でオープン
朝日新聞社ら主催で、I・バカロワ副館長迎え記者会見と内覧会
モスクワ国際映画祭で「少年H」特別賞の水谷豊さんゲスト挨拶

朝日新聞社、テレビ朝日ら主催の「プーシキン美術館展―フランス絵画300年」は、7月5日横浜美術館で午後1時から報道内覧会、午後2時から記者会見、午後3時から開会式が開催されました。
17世紀プッサンから、モネ、セザンヌ、ゴッホ、20世紀のピカソやマティスまで、フランス絵画名品66点がロシアのプーシキン美術館から来日展示された豪華な展覧会は見どころがいっぱいです。横浜美術館では7月6日〜9月16日まで開催されます。
開会式では、逢坂恵理子・横浜美術館長、イリーナ・バカロワ・プーシキン美術館副館長のほか、朝日新聞社・テレビ朝日、横浜市、駐日ロシア連邦大使館の代表らが挨拶しました。また、モスクワ国際映画祭で「少年H」で高評価を受けた水谷豊さんがゲスト・スピーチして盛り上げました。水谷さんは展覧会音声ガイドでナビゲーターを務めています。(撮影=丸山英樹)
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■2013年6月23日■

モスクワフィルハーモーニー交響楽団 全国12都市で公演成功
シーモノフ指揮、フジコ・へミングらとの協演に人気

ユーリー・シーモノフ指揮、モスクワフィルハーモニー交響楽団のコンサートは、ロシア文化フェスティバル組織委員会の招聘のもと、コンサート・ドアズ主催で日本12都市において成功裏に開催されました。
プログラムはチャイコフスキーなどロシアの作曲家を中心とした交響曲、ピアノ協奏曲で、集客は全ての公演で平均的に座席の9割ほどが埋まりました。特にフジコ・ヘミングとの協演は、ピアニストの人気もあってどの公演もチケットが完売となりました。そのほか3名の日本人のピアニスト=福間洸太朗、清塚信也、及川浩治の共演も好評でした。各日本人ソリストたちは、モスクワ・フィルの巨大な音量、シーモノフの繊細な音楽作りを大変に素晴らしいものと賞賛していました。また聴衆の反応は非常に良く、終演後の拍手は鳴り止まず、毎回3、4曲のアンコールが演奏されました。
滞在のスケジュールは以下のとおり。6月14日来日、6月15日は寝屋川市立市民会館で、3人のソリスト=福間洸太朗、清塚信也、及川浩治とピアノ・コンツェルトのリハーサルを行いました。6月16日神戸国際会館コンサート、ソリストは福間洸太朗。6月17日は帯広市文化スポーツ会館コンサート、ソリストは清塚信也。6月18日は札幌コンサートホールKitara、ソリストはフジコ・ヘミング。6月19日は茨城県立県民文化センター、ソリストは清塚信也。6月21日は聖徳大学川並記念講堂、ソリストは及川浩治。6月22日は長野県伊那文化会館、ソリストは福間洸太朗。6月23日サントリーホールでのコンサートはソリストはフジコ・ヘミングで、満員の会場は鳩山由紀夫夫妻、黒柳徹子、栗原小巻ら多彩な出席者で彩られました。6月25日は高知県立県民文化ホールでのコンサート、ソリストは清塚信也、6月26日北九州芸術劇場大ホール、ソリストは及川浩治。6月27日佐賀市文化会館・大ホール、ソリストはフジコ・ヘミング。6月28日宝山ホール(鹿児島県文化センター)。6月30日は大阪フェスティバルホールでのコンサート、ソリストはフジコ・ヘミングで盛況、鳴り止まぬ拍手が印象的でした。7月1日、一行は、関西空港と成田空港からモスクワへ向かい帰国の途につきました。
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■2013年6月21日■

マイヤ・コバヒゼ女史迎え、「ロシア演劇の新しい傾向」講演会開く
早稲田大学、桐朋芸術短大、下北沢、大阪で学生、俳優ら参加
著書『ロシアの演劇』出版記念会を渋谷ロゴスキーで

長くロシア連邦文化省現代芸術局長などを歴任し、クラシック音楽・バレエ・演劇評論家として活躍してきたマイヤ・コバヒゼ氏を講師にお招きして、「現代ロシア演劇における新しい傾向」と題し、6月21日から25日の日程で東京と大阪で講演会が開かれました。21日は早稲田大学文学学術院ロシア語ロシア文学コースの学生中心に、22日は桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻の学生を前に、現代ロシア演劇の新しいプロジェクトについて、また、スタニスラフスキーシステムや演劇大学の授業内容について話を展開しました。24日は下北沢の東京ノーヴィ・レパートリーシアターの劇団俳優中心に、ペレストロイカ以降の新しい戯曲による公演状況や最新の劇団・劇場情報について、終始和やかな雰囲気の中で話が進み、終了後の交流会では生のグルジアダンスをとの要望に、コバヒゼ氏も気軽に応じていました。25日はキャンパスポート大坂の会場で講演が行われ、「私の使命は、講演を聞いて、皆さんが実際にロシア演劇を観たいと思って下さることです」とのべていました。26日お元気で帰国されました。(撮影=丸山英樹)
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■2013年6月3日■

ロシア文化フェスティバル2013オープ二ングセレモニー挙行
帝国ホテル富士の間にロシア政府代表団迎え、各界500名参集
プーチン大統領、安倍首相のメッセージを披露
フェスティバル1000万人目の入場者にロシア旅行招待プレゼント

6月3日午後6時30分から、ロシア文化フェスティバル2013INJAPANオープ二ングセレモニー&パーティーが、東京・帝国ホテル富士の間で盛大に開催されました。会にはロシア連邦政府代表団、日本政府代表、各界500名が参集し、日ロ関係の発展を祈念して乾杯しました。 最初に、ウラジーミル・プーチン大統領と安倍晋三首相のメッセージを、ミハイル・シュビトコイ大統領文化特別代理、城内実衆議院議員・外務大臣政務官が披露し挨拶をおこないました(別項)。続いて、ロシア議会代表団団長として来日されたミハイル・スリペンチュク=ロ日友好議員連盟会長と第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫・日本組織委員会委員長が挨拶しました。スリペンチュク団長はセルゲイ・ナルイシキン国家院議長のメッセージを披露し(別項)、「フェスティバルは、両国の国民を近づけ、善隣関係をより一層確固たるものとし、相互理解をより深めることに多大な意義を有しています。年を追うごとに参加者の数は増え、観客も広がり、フェスティバルのプログラムもさらに充実し、多彩になっています。数年前、私の父であるロシア人作家V・T・スリペンチュクの本『笑うキューピー人形』が和訳されましたが、これは双方向の文化交流という大きな事業への、我々一家のささやかな貢献です。日本のお客様に、古典的および現代的ロシア文化との出会いを楽しんでいただき、素晴しい時をお過ごしくださいますようお祈りします!」と述べました。お二人にピアニストの木曽真奈美様、リングアーダー代表のエレーナ・是枝様から花束が贈呈されました。
ロシア文化フェスティバルIN JAPAN1000万人目の入場者となられた福田知代様(女性、28歳、高校教師)にミハイル・シュビトコイ=ロシア連邦大統領文化特別代理・ロ シア組織委員会副委員長からモスクワ・サンクトペテルブルグ旅行招待プレゼントの目録 とチェブラシカ人形が贈呈されました。来賓の祝辞を女優の栗原小巻様から賜り、オープ二ング記念コンサートに移りました。ロシアオペラ界のスターであり、国会議員、ファッションモデル、テレビ司会者などで活躍するスーパースターのマリヤ・マクサコワが、ビゼー=オペラ「カルメン」よりハバネラ、ド二ゼッティ=叙唱、オペラ「お気に入り」からアリアとストラットレオノーラなど4曲を絶唱(ピアノ伴奏はヤーナ・ズボヴァ)、参会者を魅了しました。乾杯の音頭を関根秀治・裏千家本部事務総長がおこない、交歓・交流に入り、午後8時45分閉会しました。

◆プーチン大統領のメッセージ◆
ロシア文化フェスティバル2013 IN JAPANの参加者および来場者の皆さまへ
親愛なる友人の皆さん!
日本で毎年開催されている、我々両国にとって重要な意味を持つロシア文化フェスティバルのオープニングに際し、皆さんにご挨拶できますことを心より喜んでおります。ロシアと日本の国民どうしの友好とお互いに対する敬意の伝統は、豊かな歴史を有しております。そして今日、それらは確実に発展しています。そこにあって際立った役割を果たしているのが、あなた方のフェスティバルのように輝かしく大規模な諸行事です。文化交流がロシアと日本との国家関係の全複合体に良い影響を及ぼしているのは重要なことです。
過去数年間で、フェスティバルはロシア芸術を高く評価する非常に多数の人々を統合し、そうした人々に世界的に有名な俳優や演出家・監督、バレエ・マスター、フォークロア芸術団やサーカスの芸術団との出会いを贈ってきました。新しいアイディアやプロジェクト、人と人とのつながりのあたたかさで、双方向の関係の彩りを豊かにしました。このような成功が可能となったのは、我々の日本の友人の方々―国会議員、地方自治体や社会活動家の方々がフェスティバルを援助して下さっているおかげであるということを強調します。そのような重要な仕事に対し、そうした人々に心から感謝を申し上げたいと思います。
フェスティバルの参加者および来場者の皆さまに、ご成功と、忘れがたい印象を、そしてすべての良きものをお祈りします。
V・プーチン

◆安倍晋三首相のメッセージ◆
ロシア文化フェステイバル2013INJAPANの開幕を心よりお慶び申し上げます。
2006年から開始されたこのフェスティバルは、今年で8回目を数え、ロシアの豊かな文化・芸術を日本において幅広く紹介する行事として、大変な好評を博しています。今年も日本全国各地において、音楽、バレ絵、民族舞踊から絵画、映画、アニメ、民族工芸に至るまで、様々なコンサートや展覧会が開催されると承知しています。
先般、私は、日本の総理大臣として10年ぶりにロシアを公式訪問し、プーチン大統領と実り多い会談を行いました。その際にも、このロシア文化フェスティバルをはじめ、日本及びロシア両国でお互いの文化を紹介するために開催されている様々な催しを歓迎することで一致しました。
日本とロシア両国の友好と良好な関係を維持するためには、お互いの市民レベルでの交流と相互理解の促進が不可欠です。今回のフェスティバルのような優れた文化行事を通じ、日本とロシアの人々がお互いをより身近に感じるようになり、今後日露関係が更に発展していくための礎がますます強固になることを願っています。本フェスティバルの成功を心よりお祈り申し上げます。
内閣総理大臣 安倍晋三

◆ナルイシキン国家院議長のメッセージ◆
ロシア文化フェスティバル IN JAPANの主催者、参加者および来場者の皆さんへ。
親愛なる友人の皆さん!
毎年定期的に開催されているロシア文化フェスティバルのオープニングに際し、皆様にご挨拶申し上げます。
過去7年間でフェスティバルのプログラムは、貴国の多数の都道府県を席巻し、数百万人もの観客を動員しました。このような成功が可能となったのは、我々のフェスティバルを実施する日本とロシアの才覚による努力だけではなく、そこに日本の皆さんが寄せる大きな関心のおかげでもあります。いろいろな公演を組織して下さったり、ロシア人アーティストをあたたかくお迎え下さり、ありがとうございます。今日、我々は華々しく1千万人目の来場者を迎えました。
ロシア文化フェスティバル2013 IN JAPANの大規模で興味深いプログラムでは、文字通りすべてのジャンルが紹介されます―サーカス、舞踊、音楽、歌唱です。大きな展覧会も披露され、劇映画やアニメーション映画も上映されることになっています。
鋭い審美眼の日本の聴衆のために、今は日本でまだ知られていない「間違いのない」プロフェッショナルたちや若い芸術家が出演します。
ロシアと日本の文化交流は、両国の国民に共通の話題を与え、信頼を確かなものにし、政治家や国家的および社会的活動家、財界人たちの間の相互理解を深化させ、国家間の複雑な諸問題の解決のための良い雰囲気を形成しています。
ロシア文化フェスティバル IN JAPANとロシアにおける日本文化のフェスティバルは、我々両国間の歴史における特徴的な舞台です。それらは今後も長年にわたって計画されており、ロシアと日本との間の友好関係および善隣関係のさらなる発展を証明するものです。
皆さまにご健勝とご多幸をお祈りします。
S・E・ナルイシュキン
(ロシア連邦国家院議長、ロシア文化フェスティバル IN JAPANロシア組織委員会委員長)
(撮影=丸山英樹)
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■2013年5月17日■

全ロシア音楽コンクール最初の優勝者披露コンサート開く
E・ローシ(ピアノ)、D・スミルノフ(ヴァイオリン)、A・ラム(チェロ)、N・ドミトリエフスカヤ(ソプラノ)――ロシアの若き才能が日本に集結!

ロシア連邦文化省主催の全ロシア音楽コンクールは、才能ある若い音楽家たちを見い出し、支援することを目的として、2010年から開催されています。@ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・声楽、A交響楽・合唱指揮・室内楽、B吹奏楽・パーカッション・ハープ・オルガン、C民族楽器の部門で4年サイクルで行われています。今回は、2010年度の優勝者を迎えてのガラ・コンサートが東京・日経ホール、東大和市・ハミングホールで開かれ、感銘をあたえました。 一部でローシは、ラフマニノフのエチュード「音の絵」ハ短調作品39−1、「楽興の時」作品16より第一番変ロ短調の2曲を、激しく演奏、一転して2曲目は叙情的に哀愁をこめて表現しました。ドミトリエフスカヤは、べッリー二のオペラ「夢遊病の女」よりアミナのアリア「ああ、信じられない」を切なく歌い上げ、プッチー二のオペラ「つばめ」よりマグダのアリア「ドレッタの美しい夢」をゆたかに美しく披露しました。スミルノフは、アルヴォ・ペルトの「ヴァイオリンとピアノのためのフラトレス」を技巧的に演奏しました。ラムはラフマニノフのチェロとピアノのためのソナタ、ト短調作品19より第三楽章アンダンテを優雅に、そして朗々と憂愁の響きで演奏しました。
二部では、スクリャービンのピアノソナタ第五番作品53、チャイコフスキーのワルツ・スケルツォ作品34、同じく「懐かしい土地の思い出」作品42より瞑想曲、ガスパール・カサドの無伴奏チェロのための組曲、ヴェルディのオペラ「椿姫」より第一幕ヴィオレッタのアリア「ああ、そはかの人か〜花から花へ〜」を演奏しました。アンコールでは、最後にヴァイオリン、チェロ、声楽による「さくら、さくら」で会場を沸かせました。 声楽伴奏は塩塚美知子、チェロ&ヴァイオリン伴奏は新見フェイギン浩子が安心感のある演奏でアシストしました。(撮影=丸山英樹)
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■2013年4月6日■

国立トレチャコフ美術館所蔵2013レーピン展、葉山で開く
メンデレーエフ、ムソルグスキーの肖像に注目
T・カルポワがギャラリートーク、G・オヴェチコ駐日ロシア連邦大使館公使が挨拶

国立トレチャコフ美術館所蔵のレーピン展は、2013年に入り、姫路市立美術館(2月16日〜3月30日)に続き神奈川県立近代美術館葉山で4月16日にオープン、5月26日まで開催され、今回の日本展は終了になります。
19世紀のロシア近代絵画の頂点とされるレーピンの作品は、卓越した描画技術と人間の個性や内面を透徹するものとして高く評価され、今回は油彩画58点、素描画・水彩画21点の79点が構成展示され感銘をあたえました。とくに、メンデレーエフ、ムソルグスキーの肖像画は注目されました。
4月6日午後3時から記念レセプションがエントランス・ロビーで開かれ、鈴木明副館長の司会、吉岡ゆき通訳で進行、水沢勉館長、ゲンナーヂ・オヴェチコ駐日ロシア連邦大使館公使が挨拶、来賓としてキュレーターのタチヤナ・カルポワ、ロシア文化フェスティバル日本組織委員会事務局長の長塚英雄両氏が紹介されました。春の嵐が予報される雨の中、約100名余の招待客・絵画ファンが参集、盛り上がりを見せました。(写真撮影=丸山英樹)
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■2013年4月6日■

高松市で「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展
300点の展示資料、映像ブース、ビデオ絵コンテ、新作チェブ紹介
開会式で大西秀人・高松市長挨拶、チェブ着ぐるみ人形撮影会に人気

『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち』展が4月6日から高松市立美術館で開会しました。瀬戸内国際芸術祭2013とも開催時期が重なっており、県外からも多くの来館者が期待されます。
昨年6月にスタートした本展の巡回会場の中でも、高松市美術館は展示スペースが1,000u以上と広く、300点を超える作品・資料の展示のみならず、会場内の5ヵ所に映像用のブースが設けられ、新旧のチェブラーシカ映画の抜粋のほか、旧作の制作に携わったロシア側関係者のインタヴュー映像や新作『劇場版チェブラーシカ』のヴィデオ絵コンテ、さらにはロシアの新進気鋭の作家たちの短編アニメーションなどが上映されています。絵本やアニメーションの原画などの額装作品は、作家や内容ごとに壁面のバックパネルにまとめられており、見やすい展示となっています。また、新作のためのスケッチ・アルバムや、ロシア国立映画博物館が所蔵する『雪の女王』の絵コンテ・アルバムの中ページの画像をi-padで閲覧させ、鑑賞者が様々な形で展示内容を楽しめる仕掛けとなっています。
初日の開会式では、大西秀人・高松市長など来賓のご挨拶に続き、チェブラーシカの着ぐるみ人形との撮影会も行われ、子ども連れの家族層の人気を集めました。
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■2013年3月24日■

ロシアン・カルト映画特集に人気
5月にアンコール上映も決定

2013ロシア映画特集は、タルコフスキー映画祭に続いて、ロシアン・カルト映画祭が、3月16日〜24日まで、渋谷アップリンクにて開催されました。
カルト映画とは、熱狂的なファンによる小グループによって支持される映画、又はそのような支持者によって長年にわたって支持され続ける映画のことを指しています。今回は、人間連結再生SF「ドウエル教授の首」、超脱力SF「不思議惑星キン・ザ・ザ」、トルストイ原作の斬新なSF「アエリータ」など12本が上映されました。
会場が満員で30名以上の観客が見ることができない日も出たことで、アンコール上映が5月3日(金・祝)〜6日(月)におこなわれ、新たに「ベルリン陥落」「UFO少年アブドラシャン」が追加され上映されます。
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■2013年3月23日■

2013タルコフスキー映画祭、福岡・札幌・佐賀・熊本・仙台と続く
生誕80年記念上映、予想以上の反響で全国に波及

パンドラ社とモスフィルム、ザジフィルムズ、フランス映画社、ロシア映画社の協賛のもとにスタートした2012タルコフスキー生誕80周年記念映画祭は、東京・大阪・横浜・名古屋・神戸・京都・広島で行われ、約6000人が鑑賞、引き続き2013タルコフスキー映画祭が1月5日〜25日=福岡、1月25日〜31日=札幌、2月9日〜22日=佐賀、3月23日〜29日=熊本で開催され、4月13日から仙台・福井・広島・山口で上映されます。
タルコフスキーの映画史上に刻まれた神秘の映像は、今日なお日本の映画ファンに支持されていることが予想以上の反響と全国各地の都市上映が続いていることで証明されました。水・雨・光など自然を駆使した抒情的な作風は、今後も世界で語り継がれ観られ続けられるにちがいありません。
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■2013年3月19日■

被災地仙台市で、ボリショイ・マリインスキー・キエフ・バイエルン・ワシントンの5バレエ団10名のダンサー参加で東日本大震災の被災地支援公演成功
田北志のぶのよびかけで、東京エレクトロンら主催、仙台・東京で3400名の観客

2011年3月11日の東日本大震災のニュースをキエフで聞いたキエフバレエ団の第一舞踊手の田北志のぶは、同年5月にキエフバレエ団劇場で、被災地支援のチャリィティー公演を行いました。この公演は在ウクライナの多くの代表的な日本企業も協力し大きな成功を収めました。
田北志のぶはこの大震災から2年目の2013年3月に被災地の子ども達を激励し復興に取り組んでいる人たちの活動を支援したいという強い思いを多くのバレエダンサーに呼びかけ、日本でチャリティー・ガラ・コンサートを行うことを提案し協力を要請しました。
その結果、田北の思いに共感したマリインスキー劇場バレエ団、ボリショイバレエ団、キエフバレエ団、バイエルン国立劇場、ワシントン・バレエ団から当代一流のダンサー達が参加しました。
公演は2013年3月19日仙台:東京エレクトロン宮城、20日東京:オーチャードホールで公演を行いました。仙台は1500名、東京は1900名の観客を集め公演のレベルは高く、観客に感動をあたえました。チケット料金は仙台8000円~6000円、東京10000円~8000円で、各チケット料金から1000円を被災地支援に寄付しました。
参加ダンサー:田北志のぶ(キエフバレエ)、エカテリーナ・ハニュコーワ(キエフバレエ)、エカテリーナ・マルコフスカヤ(バイエルン国立劇場ソリスト)、エレーナ・エフセエワ(マリインスキーバレエ)、マリア・アラシュ(ボリショイバレエ)、アレクサンドル・ヴォロチコフ(ボリショイバレエ)、アレクサンドル・ザイツェフ(シュツットガルトバレエ)、イーゴリ・コルプ(ボリショイバレエ)、ブルックリン・マック(ワシントンバレエ)、ヤン・ワーニャ(キエフバレエ)。(写真撮影=瀬戸秀美)
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