Archive for 1月, 2018

モスクワ通信『ロシアの白パンの最も古く美味しい形!カラチ博物館』

木曜日, 1月 25th, 2018

ロシアといえば黒パンですが、ロシアの白パンの最も古い形として、Калач(カラチ)と呼ばれるパンがあります。

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こちらはモスクワ郊外コロムナにあるカラチ博物館。煉瓦作りの可愛らしい博物館では、時間制で体験型の見学会を予約出来ます。この可愛らしい作業場にて、歴史や材料など、このユニークな形を実際に作りながら、そしてお客様も巻き込んで劇場のように展開していきます。

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16世紀頃から、タタールのイーストを使わない平たくて丸い白パン レピョーシカ(лепёшка)のレシピから作られるようになったそうです。

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さいごには、かごに山盛りの焼きたての香ばしいカラチと熱い紅茶がふるまわれます。バターをたっぷり塗っていただくと、外側はパリッとなかはもっちりとして、最高の美味しさ!

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ユニークな鍵穴状の形、そして切れ目を入れた部分がスマイルマークのようで、こちらまでにっこりしてしまいます。

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アンティークのピアノやサモワール、ベレスタ(白樺細工)の調味料入れなどロシアならではのキッチン周りのインテリアもとても可愛らしい!

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△店先でも、焼きたてのカラチに大行列!プレーンのカラチは50ルーブル。ほかにも、なかにお肉を挟んだカラチ・サンド、トヴァロークというチーズを乗せた昔ながらの菓子パン“バトルーシュカ”、ピロシキなども売っていました。

 

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お店の脇から、コロムナのクレムリンへと続いています。教会広場やちいさなミュージアム、飾り窓枠の可愛らしい昔ながらのお家など、散策にもぴったりです。

Музей Калачная

http://kolomna-kreml.ru/museums-view/muzej-kalachnaya/

モスクワ通信『ドストエフスキーも愛したお菓子!パスチラの博物館』

月曜日, 1月 15th, 2018

モスクワのカザン駅から南東へ、列車でおよそ3時間。郊外のちいさな街コロムナには、2つのパスチラ博物館があります。

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△コロムナ・パスチラ博物館

さっそく時間制の見学ツアーに申し込みます。まずは、パスチラというお菓子の歴史や作り方についてのレクチャーがあります。

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ロシアの小さな青林檎のピューレとお砂糖や蜂蜜、卵白などナチュラルな素材だけで作られた素朴なお菓子パスチラ。昔ながらのレシピで作られています。

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それから、可愛らしい19世紀ロシアスタイルのお茶会へ。

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ひとつずつ、味の説明や効用を教えていただきながら試食します。

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食感は、大きく分類すると、果汁を煮詰めて固めたゼリー状のタイプと、卵白などを加えてふんわりシフォンケーキのように仕上げたタイプの2種類あります。そこに、ベリー類やフルーツのエキスを加えてみたり、ケシの実やチョコレートでデコレーションしたり・・・無数のバリエーションとハーモニーが楽しめます。

 

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△影絵や朗読会などさまざまな催しや趣向を凝らしたお茶会も開催されています。

 

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△大の甘党だった文豪ドストエフスキーは、本棚にお菓子箱を隠していて、執筆の間につまんでいたそうです。子どもの頃にコロムナに住んでいたドストエフスキーはベリーのパスチラがお気に入りで、お菓子箱のなかにはいつも常備していたのだそうです。

 

さらに、Музейная фабрика пастилы (パスチラ博物館工場)もあります。こちらのエクスカーションは、建物内を回りながら、各部屋でお客様を巻き込んでまるで劇場のようにストーリーが展開していきます。実際にパスチラ作りを体験し、最後にはもちろんお茶会も用意されています。

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△パスチラは、ロシアでよく穫れるアントーノフカという小さな青林檎でつくるお菓子です。

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△エカテリーナ2世に献上されたことを記念した限定箱。

 

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▽お土産用のショップは、美しい箱やパスチラの色合いの美しさを生かしたラッピング!

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△宝石箱のような布ばりのオルゴールのなかにパスチラ。レース柄など優美なデザイン。

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△工場直営店ならではのできたてパスチラを購入できます。

大都会モスクワから少し足を伸ばせば、古き佳きロシアの田舎の風景を味わうことが出来ます。

 

Музей “Коломенская пастила” https://kolomnapastila.ru/

Музейная фабрика пастилы https://kolomnapastila.com/