ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPANオープニングセレモニーに先駆けて、6月1日東京・毎日ホールでは、『ロシアコレクション・古写真展〜明治の風景とそこにいた人々〜』がスタートしました!

 

IMG_6158

△コレクターのパーヴェル・ホロシロフ氏と古写真研究家の井桜直美さん

 

 

フェスティバルのロシア組織委員会副委員長を務めるコレクターのパーヴェル・ホロシロフ氏も来日し、オープニングセレモニーで感謝の言葉を述べました。

  「初訪日した 1980年に、日本の諸都市や、そこに住み都市空間を驚くべきエネルギーで満たしている人々、そして日本の都市建築の美学に触れ、日本への感謝と敬意を抱いた。この気持ちはずっと、私の意識、私の心に根を下ろしている。日本でどこの都市を訪れても、またどれだけ頻繁に訪れても、この最初に受けた印象は変わらず、また訪れたいという想いを強める。これが私のコレクションにも現れないはずはない。文化とは、すべての時代において、世界にどんな風が吹いて国々や大陸どうしを分断したり統合したりしていても、国や民族による例外なく、あらゆる善意の人々を結びつける、ゆるぎない橋である。 2度目となるこの古写真展が、前回同様モスクワでも公開され、ロシアの人々の関心を引いて、日本似ついて、日本の歴史や文化人々を見て好きになることを期待している。」

 

IMG_6152

 

 

IMG_6150

△古写真のイメージに合わせて展示された小道具が気分を盛り上げてくれます。

 

 

 

IMG_6149

 

△オープニングセレモニーにて

   このほかセレモニーでは、日本写真家協会の田沼武能会長と古写真研究家の井桜直美さんが、それぞれ古写真の魅力や本展覧会の見どころについて解説しました。

「時代的な価値だけでなく、ロシア人のホロシロフさんを虜にした、古き良き日本の魅力、映っている日本人の表情にもぜひ注目してみてください!また、当時の東京のパノラマ写真などもありますので、現在と比較してみるのもオススメです。」

 

IMG_6157

ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPANオープニング記念プログラムのひとつであるロシアコレクション・古写真展は、6月10日まで東京で開催された後、6月20日〜29日まで新潟・新津美術館で開催されます。

 

 

入場無料!しかも、今なら展覧会の豪華カタログももらえます!しっとりと古写真を味わう梅雨はいかがでしょう。

 

 

新潟オープニングの視察へ!

digg del.icio.us TRACK TOP
By russian-festival | Filed in いちのへ友里 | No comments yet.

いよいよ今年2014年オープニングも近づいてまいりました。

4月にはロシア組織委員会代表団も来日し、今年初めてオープニングが開催される新潟を視察しました。

P1080774

△4,843本のパイプオルガンも見応えがあるステージ

 

6月21日に国立モスクワ音楽院室内合唱団コンサートが開催される『りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館』のコンサートホールは、客席が舞台を360度囲むアリーナ型になっています。すべての椅子の座席部分内に音響シャッターが組みこまれ、また壁や天井が曲面でデザインされるなど、どこまでも美しい響きにこだわって設計されたホールを実際に訪れた代表団は「とても感銘を受けました!素晴らしいホールにふさわしい演奏をきっとご用意できるでしょう!」と担当者と力強く握手を交わしました。

 

P1080777

 

さらに、りゅーとぴあ 能楽堂では、 20日に全ロシア音楽コンクール優勝者コンサートが開催されます。日本の伝統美とロシアの未来に輝く音楽家たちとの異色コラボレーションが生み出すプログラムにも大注目です。

 

o0480064012918478739

△ロシアの3都市と積極的に姉妹都市交流をつづけている新潟には、ロシア語観光ガイドも用意されていました。

 

このほか、“柳都”新潟の理想郷をめざして作られた『りゅーとぴあ』のギャラリーでは、『コケーシカ(マトリョーシカ&こけし)』展覧会なども予定されています。空中回廊で信濃川へとつづいている屋上庭園や空中庭園、展望レストランやカフェもあり、ゆったりと文化的なひとときをお過ごしいただけそうです。また全面ガラス張りの開放的なロビーから外へ出ると・・・

 

P1080789

 

 

新潟の総鎮守として千年余りもの歴史を持つ白山神社があります。しばしフェスティバルの成功を祈願する一行。

 

P1080782

 

池、築山、花木を配したオランダ風の回遊式庭園で知られる白山公園では、明治期の大商家である斎藤家の邸宅で歴史的な価値を有する燕喜館を訪れたジェネラルディレクターのベススドノフ氏。さすが古美術にも造詣が深くていらっしゃるため、お抹茶を頂く時間も惜しんで掛け軸や欄間の細工についてなど質問されていました。

 

P1080780

 

△桜の名所としても知られる白山公園。ちょうど満開でした!

 

このほか、記者会見や市長表敬、夜にはオープニング記念レセプションが開催されるホテルオークラ新潟にて決起集会が催されるなど多忙なスケジュールをこなし、新潟でのフェスティバルに益々期待をふくらませて帰国されたのでした。

 

 

 

 

 

ロシア・ソチで開催された冬季オリンピック&パラリンピックが終わりましたね。

ロシアでのスポーツの祭典から、感動の舞台は、ロシア文化の祭典へ・・・!ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPANプログラムも公式サイトにアップされました。さらに、今後のフェスティバル準備のために3月3〜10日にかけて実施された日本組織委員会代表団のロシア視察の様子もリポートされています

 

そして、「ドラマチック・ロシア in japan」シリーズの第3巻として、まもなく新刊も!

 

スキャン

 

 

 

『日ロ異色の群像30—文化・相互理解に尽した人々』では、日ロ関係史を彩った有名人はもちろん、功績があるにも関わらずこれまであまり知られることがなかった人物にも光をあて、特に”文化・相互理解に尽くした人々”という観点から30人を厳選。日露和親条約160周年とロシア文化フェスティバル IN JAPAN 1000万人突破を記念して、日本を代表する最高レベルの研究者が顔を揃えました。

 

先人たちの30通りの人生が与えてくれる感動は、文化を通して相互理解と友好を深めたいと願うあなたの人生にも、きっと道標となる何かを届けてくれるに違いありません!

 

 

 

 

ロシア文化フェスティバル2014 in JAPAN今年のポスターも決定!

プーチン大統領も来日参加予定の2014年は、日本とロシアの未来に向かって、新しい世代にスポットライトをあてていきます。

スクリーンショット 2014-01-29 16.39.08

 

 

 新潟市制125周年と在新潟ロシア連邦領事館開設20周年を祝して、初めて新潟でのオープニング・セレモニーも実現します。魅力的なプログラムも目白押しで、新潟がロシア色に染まりそうです。
SCN_0003
新潟県と新潟市は、地理的にも隣国ロシア極東と近く、江戸時代から長く深いつながりがあります。“新潟のなかのロシア“を少しご紹介しましょう。新潟北部の粟島には、かつて越後の五社丸の乗組員らが漂流民として帰還した際に持ち帰ったというビードロ球が保存されています。柏崎市には、樺太が島であることを最初に確認し間宮海峡を発見した松田伝十郎の記念碑が、また糸魚川市には、『カチューシャの唄』を作詞した相馬御風の記念館(歴史民俗資料館)もあります。瓢湖は毎冬、シベリアからは3000羽の美しい白鳥が訪れる名所としても有名です。
 
日本の中のロシアロシア
△ガイドブック「日本のなかのロシア」シリーズには、このほかにも様々な交流史跡が紹介されています。
また、ロシアとの貿易を提案した本多利明や、函館でゴシケーヴィチ領事から写真術を学び開祖した木津幸吉、北洋漁業の先駆者である堤清六、ウラジオストクおよびハルビン、モスクワで外交官として活動した川上俊彦、トルストイ全集を翻訳した原久一郎、新聞社ロシア特派員として活動した布施勝治など・・・日ロ関係史を彩った多数の人々を輩出してきた土地でもあります。
 
 ハバロフスクとは1965年に、ウラジオストクとは1991年に姉妹都市を締結し、日本とロシアの姉妹都市運動においても主導的役割を果たしてきた新潟。今日までロシア極東地方との深い経済・文化の交流地として大切な役割を担ってきました。

 

今年のフェスティバルを機に新潟を訪れる際に、ぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

ロシア文化フェスティバル in JAPANがますますウマくいく午年になりますように願って、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて今回は、2014年フェスティバルの見どころについて、2月の公式サイトオープンに先駆けていち早く皆様にご紹介いたします。

まず今年は、新潟&東京のWオープニング・セレモニーが開催決定!

SCN_0001

テーマは「ヤング・ジェネレーション・フェスティバル」。東京オープニングでは、ロシアオペラ界の若きスターで、サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場オペラのソリスト、2011年にはロシア連邦国家下院議員にも選出された才色兼備のマリヤ・マクサコワが待望の再来日!モスクワ・マラジョージヌィ室内オーケストラとの夢の競演で美声を披露してくださいます!

 

 

SCN_0002

 

△首都圏でコンサートも開催されます!

 

 

ほかにも、全ロシア国立映画大学の卒業制作映画祭が日本映画大学との共催で予定されるなど、若い世代の、若い世代に寄る、若い世代のための、可能性を拓くプログラムやマスタークラスに注目です。

 

 

スクリーンショット 2014-01-29 16.28.14

 

 

スクリーンショット 2014-01-29 16.33.22
ゲスト作品としては、なんと 同大学の卒業生である巨匠ニキータ・ミハルコフの卒業作品も上映されるとのこと。楽しみですね!
つづいて、新潟オープニングについてもご紹介しましょう!

 

 

 

 

 

今年2013年は、ロシア文化フェスティバルに応援メッセージも寄せてくださったアニメ声優・歌手の上坂すみれさんがクロージングに登場! セレモニーでは両国代表に花束贈呈を、パーティではスピーチを披露して下さいました!

 

 

russia_13-12-11_064

 

ソ連からロシアへ、激動の時代を経て今日まで、第一線で文化外交を続けてこられた偉大な先輩方が一同に会する、とても豪華な顔ぶれのクロージングに、新世代の新たな風が吹き込みました。

 

 

russia_13-12-11_065

 

新世代とは・・・?教科書のなかでソ連を知り、よく知らないけれども偏見やマイナスイメージはなく、インターネットやSNSで世界中の人と気軽にコミュニケーションを楽しんでいる、そんな世代です。

 

russia_13-12-11_066

 

 

そんなロシアと日本の新世代の間で、今、日本のアニメが爆発的な人気だということをご存知でしょうか?ロシア各地でアニメフェスティバルが開かれ、コスプレイヤーたちがその登場人物に恋焦がれています。

 

russia_13-12-11_063

 

 

在モスクワ日本国大使館主催の日本のポップカルチャーの魅力を発信するフェスティバル『J-FEST』に、今年ゲスト出演を果たしたのが、アニメ声優・歌手の上坂すみれさんです。

 

 

1463516_498827723548073_1144057714_n

 

△楽屋では、そのフェスティバルJ-FEST生みの親であるコンテンツメディアプロデューサー櫻井孝昌さんにもお会い出来ました!

 

 

russia_13-12-11_062

上坂すみれさんのロシア語&日本語による素敵なご挨拶はこちらからお聴き頂けます!

SumireUesaka1

SumireUesaka2

 

ロシア文化フェスティバル in JAPANが、新世代へ、そしてポップカルチャーへと、ますます広がりをみせて発展していくことを願って・・・皆様よいお年を!

 

 

※(写真撮影 丸山英樹)楽屋でのお写真以外

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリンカステージその後・・・

digg del.icio.us TRACK TOP
By russian-festival | Filed in いちのへ友里 | No comments yet.

 

帰国前には、在日ロシア連邦大使館の学校講堂でも踊りを披露したカリンカ。ここへはなんと、日本舞踊の藤間闌黄さんとバレエ評論家の桜井多佳子さんもお見えになり、終演後に温かな声をかけてくださいました。

 

P1080716

 

また、スペシャルゲストには、日本をベースに活躍されているロシア民族音楽アンサンブル『ガルモーシュカ』が登場。またひと味違う大人の魅力でステージに華を添えて下さいました。

 

960186_499893040125678_541439039_n

 

 

日本とロシアの国旗を両手にフィナーレ!まだあどけない表情の少女に戻り、ひとりひとりやってきては抱き合って記念写真を撮りました。

P1080739

 

P1080728

 

あたたかいロシアのダンスと歌、そして可愛らしい子供たちの笑顔が、今も心と身体をあたためてくれるようです・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリンカとおとぎの国へ!

digg del.icio.us TRACK TOP
By russian-festival | Filed in いちのへ友里 | No comments yet.

ロシア児童舞踊アンサンブル カリンカが来日!おとぎの国に迷い込んでしまったかのようなひととき・・・

 

1452433_762134153800095_407048706_n

 

 

1970年に首都モスクワで設立され、現在350名程の天才少年少女たちが在籍しているカリンカのなかから、今回は11〜16歳の美少女13名がステージに登場しました。

 

P1080721

 

舞台MCをしていてお客様の歓声が大きかった演目を3つご紹介します!まずは第一部の最後を飾った『ロシアのマトリョーシカ』

日本でも最近とても人気のあるロシアの民芸品マトリョーシカが生き生きと踊りだしたら・・・?というとっても楽しいダンス。

 

 

_MAK0761

 

 

そして、こんなの観たことない!第二部のスタートにお送りした『ハッピーステップ』。いったいどれが誰の足なのか・・・コミカルに幾何学模様を繰り広げていきます。

 

_MAK0477-1

 

 

 

優しいお客様がどの演目でも、あたたかな手拍子で、カリンカの子供たちを応援してくださいました!

 

→つづく

※舞台写真の一部はカリンカ公式サイトより

 

自然と芸術の化学変化 ~3~

digg del.icio.us TRACK TOP
By russian-festival | Filed in いちのへ友里 | No comments yet.

「ここで展覧会を開いてみたい!」世界中のアーティストを魅了してやまない、日本が誇る美術館のひとつである神奈川県立近代美術館 葉山。

Untitled

青い空と蒼い海をつなぐ白い美術展示室には、四季折々の光と波音、そしてここちよい潮風に満たされています。

ここにロシア・アヴァンギャルド!?ソヴィエト・モダニズム!?一見してミスマッチにも思える展示でも、自然の包容力と人間の創った芸術との新しい化学変化を見ることができます。「やや不便な場所にありますが、だからこそ見にいらした方を裏切らない最高のおもてなしをご用意しています」と水沢館長。

P1080644

 

△右から、オープニングレセプションでご挨拶される水沢 勉館長、東京新聞の寺尾晶子文化事業部長、松本ルキさん、ロシア文化フェスティバル日本組織委員会より委員長に代わり鳩山幸夫人と長塚英雄事務局長

 

水沢館長「革命、建設、実験と挫折・・・そのなかで行われた果敢な挑戦。ちょうどこのポスターが生まれたアヴァンギャルド時代の、日本とロシアとの濃密な芸術の結びつきに非常に関心があります。他人には思えない,一言で言えば、ロシアにはそういう想いがあります。見る前と見た後では違うセンセーションのなかにいる、そういう展覧会をこれからも企画していきます。」

 

P1080692

△籾山昌夫 主任学芸員によるオープニングトークも大盛況!

 

P1080687 2

△「これだけのスケールで破綻なくデザイン出来る素晴らしさ!」と籾山主任学芸員も絶賛。エイゼンシュテイン監督の映画『10月』をテーマにしたステンベルグ兄弟の大作ポスターの前で。

 

P1080674

籾山主任学芸員「展示室はあえて壁を取り払い、溶け合ったり、際立ったり、たくさんの情報量のなかで、あらゆる作品を視覚的に流れるようにとこだわって展示しています。違う時代のものが一堂に会する、その時代でも見ることが出来ない組み合わせ、それは企画展ならではの大きな楽しみのひとつでもありますよね。」

 

P1080671

△ キリル文字などを配してアヴァンギャルド作品を実際に創ることができるユニークなコーナーも人気でした!

 

年に2回ダイヤモンド富士も見えるという展望台やトンビが舞う庭園をお散歩するもよし,美術図書室で『USSR under construction』をはじめ作品の背景を深める貴重な資料に目を通すもよし、ミュージアムショップやレストランでくつろぐもよし・・・皆様もどうぞ芸術の秋の一日をご堪能ください!

 

 

 

 

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」展オープニング・レセプションにて、ロシア文化フェスティバル日本組織委員会の鳩山由紀夫委員長に代わり出席された、幸夫人とご一緒に、展示室を覗いてまいりましょう!

3つの章に分かれた展示は,“色彩の魔術師”ワシーリー・カンディンスキーによる革命前ポスターにはじまり、

 

P1080656

第1章は、インパクトのある韻文と絵を組み合わせることで民衆にとって“壁新聞“的な役割を果たした『今日のルボーク』や『ロスタの窓』など,カジミール・マレーヴィチやウラジーミル・マヤコフスキーら前衛芸術家が参加した、十月革命までのポスターで構成されています。

 

つづいて、ロシア・アヴァンギャルド期の映画ポスターで埋め尽くされた圧巻の第2章。ウラジーミル&ゲオルギーのステンブルグ兄弟やニコライ・プルサコフ、アレクサンドル・ロトチェンコらの手によって、1本の白黒映画がカラーポスターに凝縮されている、その大胆な構図や発想、創造性に目を奪われます!

 

P1080665

△インスピレーションを得て、気になる作品の前でポーズをキメてくださる幸夫人。

 

P1080668

△「あ!目が合っちゃった・・・!」『41番目の男』映画ポスターの前で。

 

そして第3章は、鮮烈な赤色が特徴のソヴィエト連邦の政治ポスター。地鳴りのように響き渡る足音や群衆の声、息苦しいほどの熱気が伝わってきます。

 

 

 

 

P1080666

△松本ルキさんと幸夫人。「政治と芸術が融合されているのね!」

 

ユートピアを求めて。それぞれのポスターに込められた理想への想いは、ロシア革命前からソヴィエト連邦初期のアーティストたちも、これまで大切に受け継いでこられた松本瑠樹さんも、そして現代の私たちも,共感出来る感覚なのではないでしょうか・・・。